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ヨシストランドボードの試作と実践

STRAND BOARD

エスウッドでは、全国の地域課題に対して、独自の技術と開発体制をもって、課題解決の支援をしています。

令和3年度は、滋賀県琵琶湖に群生するヨシ(葦)を活用した地域創生の取り組みを実践しました。本プロジェクトでは、滋賀県地元の滋賀県立大学やNPO、早稲田大学と一緒に、現地の現状把握、ヨシ刈り体験、ボードの試作、空間設計、そして実際の空間での使用までを実践しました。

ヨシは、琵琶湖などの畔に群生した植物であり、古くより、葦簀や葦葺き屋根などとして資源循環されてきました。ヨシの群生地では、さまざまな生態系が育まれ、水質の保全や近江八幡等の歴史的町並みや人ともつながりを持った歩みを進めてきました。時代の変化とともに、生活スタイルの変化に伴い、ヨシの使用範囲も減少の傾向にあり、滋賀県を象徴とするヨシを改めて見直していくべきと考えました。エスウッドでは、独自のボード製作技術をいかし、ヨシの用途開発を通じて、自然環境の保全、地域創生、まちづくり、産業の創出を目指したいと考えています。

 






 

エスウッド開発事例