日々の思い一覧
Hits FM (飛騨高山)出演しました。【広報】
- 2020.09.28 Monday
Kix clubに掲載いただきました。【広報】
- 2020.09.23 Wednesday
ストランドボード 事業の再開
- 2020.09.14 Monday
思い出の振り返りと新たな気持ち
- 2020.08.13 Thursday
今年の暑さ対策
- 2020.08.06 Thursday
地方自治体の二酸化炭素実質ゼロ表明を読んで。
- 2020.07.27 Monday
お見舞い申し上げます。
- 2020.07.16 Thursday
世界経済フォーラム グレート・リセット【日々の想い】
- 2020.07.07 Tuesday
地球温暖化が進んでいるのか。
- 2020.06.29 Monday
ウィズコロナと働き方【日々の想い】
- 2020.06.18 Thursday
清流の国ぎふ SDGs推進ネットワークに加入
- 2020.06.11 Thursday
みんなが集まることだけで。【日々に思い】
- 2020.06.05 Friday
エスウッド 復旧への歩み⑥
- 2020.04.28 Tuesday
やれることを、ひとつずつ。【日々の想い】
- 2020.04.09 Thursday
いろいろな思いとともに、火災から1年。
- 2020.04.03 Friday
そんな気持ちになることもあります。
そんな国産ストランドボードにかかわる本業ができない1年。日々、たくさんの知人・友人からの応援メッセージ。そのたびにどれだけ勇気づけられたことか。
一番身近な専務や社員、パートさんからも会社を心配する思い、我慢強い言葉、熱いメッセージをこの間、たくさんもらいました。「もとに戻った工場で早く働きたい」定期的に会うなかでそんな気持ちを聞く機会も多く...、ただただ心が痛むばかりでしたね。
しかしながら、前向きな志向で新しい学びやたくさんの気づきがあったこの1年。
もうしばらく工場再開までには時間を要する感じではありますが、復旧を少しずつ実感しつつ、少し晴れやかな気分で今日を迎えられたこと。そこにはただただ感謝という言葉しかありません。
工場再開の日を楽しみに。皆さまにはもうしばらくご迷惑おかけいたしますが、あたたかく見守っていただければと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
エスウッド 復旧への歩み⑤
- 2020.03.02 Monday
働き方をフレキシブルに、よりよく【労務】
- 2020.02.03 Monday
ヨシ刈り体験に参加しました。【イベント】
- 2020.01.20 Monday
明けましておめでとうございます。
- 2020.01.07 Tuesday
中日新聞さんに掲載。【広報】
- 2019.12.17 Tuesday
地域経済循環フォーラムからの学び。【学び】
- 2019.12.13 Friday
地域とのつながりを感じます。
- 2019.12.10 Tuesday
エスウッド 復旧への歩み④
- 2019.12.04 Wednesday
こだわりの農家さん、そして消費者とを繋ぐ【交流】
- 2019.11.25 Monday
エスウッド 復旧への歩み③
- 2019.11.19 Tuesday
岐阜木材工業団地 消防講習会の実施【学び】
- 2019.10.31 Thursday
多賀町中央公民館 多賀結いの森【納入事例】
- 2019.10.23 Wednesday
ソーシャルタワーマーケットをぶらり。【交流】
- 2019.10.17 Thursday
エスウッド 復旧への歩み②
- 2019.10.08 Tuesday
大川の家具屋さんとの交流【交流】
- 2019.09.26 Thursday
エスウッド復旧の歩み1
- 2019.09.04 Wednesday
水の問題に向き合って。【学び】
- 2019.07.26 Friday
ブログの再開
- 2019.07.08 Monday
全国児童木工工作コンクール審査会のお手伝い
- 2019.03.07 Thursday
各務原市 ベストスマイルにて取材をいただきました。【広報】
- 2019.02.23 Saturday
中日新聞さん、岐阜新聞さんに掲載いただきました。【広報】
- 2019.02.02 Saturday
各務原市 浅野市長さんを訪問しました。【交流】
- 2019.01.19 Saturday
新年明けましておめでとうございます。
- 2019.01.05 Saturday
すてきなツリーでメリークリスマス☆ 【商品事例】
- 2018.12.25 Tuesday
間伐材利用コンクール2018 林野庁長官賞をいただきました。
- 2018.12.03 Monday
日々の強度試験【研究開発】
- 2018.09.26 Wednesday
近代建築8月号 ストランドボード納入事例が掲載されています。【納入事例】
- 2018.09.15 Saturday
かかみがらはスタンドと学びの森 【納入事例】
- 2018.08.29 Wednesday
中国建築視察団の見学【交流】
- 2018.08.21 Tuesday
竹ボード不燃タイプ 認定取得です。【新製品開発】
- 2018.07.27 Friday
ストランドボード納入事例 住宅
- 2018.07.02 Monday
東京オリ・パラ新製品開発等支援事業 採択です。【試作開発】
- 2018.06.25 Monday
多賀町産材が納入中です。【地場産材活用】
- 2018.06.12 Tuesday
ストランドボード納入事例 店舗
- 2018.05.30 Wednesday
ストランドボード納入事例 店舗
- 2018.05.16 Wednesday
新年度を迎えて。
- 2018.04.09 Monday
日本クラフト展 入選しました。
- 2018.01.05 Friday
夏山に。
- 2017.08.19 Saturday
近代建築7月号に掲載されました。
- 2017.08.07 Monday
静岡大学との共同研究
- 2017.07.22 Saturday
国産木材 用途に新顔 ~日本経済新聞 記事掲載~
- 2017.06.21 Wednesday
富山市ガラス美術館を訪れて。
- 2017.06.15 Thursday
WASS東海 新聞記事に掲載いただきました。
- 2017.04.28 Friday
竹ストランドボードの試作開発
- 2017.03.31 Friday
飛彈の家具 飛騨産業ショールームを見学
- 2017.02.27 Monday
パーティションを設置しました。
- 2017.02.16 Thursday
みなとモデル二酸化炭素固定制度を活用します。
- 2017.02.03 Friday
居心地のよい公園とカフェ in各務原
- 2017.01.13 Friday
エスウッド 新年も気持ち良くスタート
- 2017.01.05 Thursday
森林のたより 2016年12月号に掲載されています。
- 2016.12.26 Monday
久しぶりに静岡大学を訪問しました。
- 2016.12.17 Saturday
熊本県産いぐさボード 台湾へ輸出しました。
- 2016.11.18 Friday
東京都立産業技術研究センター 支援紹介に掲載されています。
- 2016.10.19 Wednesday
木材学会 木材接着研究会 講演
- 2016.09.16 Friday
近代建築8月号 納入案件が掲載されました。
- 2016.08.30 Tuesday
A-WASS 省エネでやわらかい木造空間をつくる
- 2016.08.23 Tuesday
お盆明けの仕事はじめ
- 2016.08.16 Tuesday
ストランドボード生産ライン見学会のため来社いただきました。
- 2016.07.04 Monday
施工事例~薩摩 牛の蔵吉祥寺店 オープン~
- 2016.06.15 Wednesday
エスウッド研究室の日々~8~ ストランドボードのエッジ加工
- 2016.05.23 Monday
新規カタログが完成 ~学習環境の向上、環境教育への貢献~
- 2016.04.15 Friday
エスウッド研究紹介 ~学校の掲示板 竹ボード~
- 2016.04.04 Monday
エスウッド実績紹介 ~遠鉄モール街ビル~
- 2016.01.18 Monday
ウッドデザイン賞2015 入賞
- 2016.01.06 Wednesday
ぎふメディアコスモス 桧ストランドボード製ベンチ
- 2015.10.17 Saturday
茶室「不震庵」の施工~大阪市立大学~
- 2015.10.09 Friday
各務原市立養護学校 杉ストランドボードの活用
- 2015.09.11 Friday
みんなの森 ぎふメディアコスモス 明日オープン!
- 2015.07.17 Friday
桧ストランドボード製サインボード ~東京、四ツ谷駅~
- 2015.07.10 Friday
ストランドボードの活用方法 ~ぎふメディアコスモス~
- 2015.06.17 Wednesday
納品事例 ~土岐市立濃南小学校~
- 2015.03.25 Wednesday
エスウッド研究室の日々~6~ 国内特許の取得
- 2015.03.18 Wednesday
エスウッド研究室の日々~5~建築学会技術報告集 & 特許申請
- 2015.02.16 Monday
ストランドボードはぎふ証明材です。
- 2015.01.20 Tuesday
今日から仕事はじめ。
- 2015.01.05 Monday
ぎふメディアコスモス向け製品 順調に。。。
- 2014.12.16 Tuesday
非加熱・無溶剤タイプの木質チップ舗装 羽島運動公園にて
- 2014.10.21 Tuesday
- 未利用、低利用木材をどんどん活用しよう!
- 非加熱なので施工もらくちん!大型重機いらず!工事に場所をとりません!
- 無溶剤なので、環境にもいいですね!
- もちろん歩道としての歩き心地は、やわかめの仕上がりでとてもいいんです!
みなとモデル認証制度 製品追加登録しました。
- 2014.10.03 Friday
エスウッド研究室の日々~2~
- 2014.09.25 Thursday
工房にかおるいぐさの新鮮な香り
- 2014.09.10 Wednesday
桧ストランドボードの不燃化技術 特許出願
- 2014.09.02 Tuesday
エスウッド研究室の日々~1~
- 2014.08.26 Tuesday
大事にしたい木の建築
- 2014.08.19 Tuesday
教科センター方式とストランドボード。
- 2014.06.30 Monday
トップページを新規一転。。
- 2014.06.24 Tuesday
里山資本主義を考える。
- 2014.06.04 Wednesday
ストランドボード マグネットタイプの使い心地
- 2014.05.28 Wednesday
エスウッド技術のすべてがここに。
- 2014.03.12 Wednesday
WASS東海 第4回勉強会を終えて。
- 2014.03.05 Wednesday
環境配慮契約法 説明会に参加して。
- 2014.02.24 Monday
ご無沙汰しております。
- 2014.01.26 Sunday

金木犀咲く!
- 2013.10.26 Saturday

風立ちぬ
- 2013.08.15 Thursday

高まりゆく夏・・・。
- 2013.07.18 Thursday
生れ出づる悩み
- 2013.06.28 Friday
小さな庭の大事な苔
- 2013.05.06 Monday


つつじ咲く
- 2013.04.29 Monday

電動アシスト自転車
- 2013.03.22 Friday
ペットボトルのキャップは集めたほうがいい!?
- 2013.03.16 Saturday
読めない漢字
- 2013.02.27 Wednesday
いじめ、暴力に対応できる建築
- 2013.02.27 Wednesday
梅咲く
- 2013.02.25 Monday

木材を燃えにくくするということ
- 2013.02.20 Wednesday
My箸にはまる。
- 2013.02.12 Tuesday
ローカリストとして生きる覚悟
- 2013.02.04 Monday
ダウンサイジングということ
- 2013.01.03 Thursday




あけましておめでとうございます。
- 2013.01.03 Thursday


つわぶき咲く
- 2012.11.11 Sunday

「エネルギー・環境に関する選択肢」へのパブリックコメント投稿
- 2012.07.30 Monday
【ゼロシナリオ。
有数の地震国であるわが国における原子力発電のリスクは極めて大きい。
従って、2030年までの最短の時点において、電力供給における原発依存度をゼロにするべきであり、それゆえに、原発の再稼動をしないことはもとより、可及的速やかに全原発の廃炉作業を進めるべきであると考える。
又、世界的にみて、いわゆる「先進諸国」においては、エネルギー消費の増大を随伴する「経済成長」政策そのものが限界点に達しており、わが国における真の意味での「豊かさ」や「幸福」の実現にとって、もはやエネルギー供給能力の増大が必須条件であるということはできないと考える。
ゼロシナリオという選択は、短期的には、若干の電力コストの上昇をもたらす可能性があるが、中長期的には、遅延している自然エネルギー・再生可能エネルギーへのエネルギーシフトを加速化することを通じて、国民および地球環境にやさしい持続可能な経済社会の実現を近づける結果をもたらすであろう。
最後に、使用済み核燃料や放射能汚染廃棄物の安全な最終処理技術が未だ確立されていない現状からみて、将来世代にこれ以上の生存に関わるリスクを負わせるという選択は倫理の上からもありえないと考える。】
もとより、どれを選ぶかは、各人の選択ですが、日本国民の一人として、ぜひともパブリックコメントへの投稿を!
パブリックコメントへの入り口が載っている特設ウエブサイトはここです。
角田 記
耐熱ホース
- 2012.06.25 Monday
日食
- 2012.06.05 Tuesday
太陽が三分の一ほど欠けた状態や、黒い下敷きがいちばん観測しやすかったことなどが記憶に
誰もが色の付いた下敷きで観測していましたが、その当時はそれが危険との認識はありませんでした。
現在では日食めがねを使い、それも短時間という指導がされています。
散歩に出たら・・・
- 2012.06.04 Monday

ぎふ証明材
- 2012.04.10 Tuesday
エスウッドでは、任意のものを含めてずいぶん多くの認定マークを取得してきました。
いろいろな認証機関が出す「00マーク」や「00認定書」は、製品の安全性や品質の保証、環境への負荷が少ない商品であること等などの証明をするものとなります。
先日、ある学校へ納めた現場より、桧ストランドボードで使用した木材が合法材であることを証明するよう求められました。
合法材とは、森林法やその他の関係法令に照らし、適切な手続きがされて伐採された木材のことです。
「違法に伐採したものでないことを証明しなさい」とのことなのですが、納品後、(それもずいぶん時間が経ってからの)いきなりの話でしたので、少々驚いてしまいました。
本来なら、発注側が契約時以前に確認しておくべきことです。
エスウッドは表題の「ぎふ証明材」の推進事業者に登録しています。
「ぎふ証明材」は、岐阜県産材でありかつ、合法材である木材及びその木材から作成された木製品と定義されています。
今回はこの認定により、合法材であることの証明をしました。
アナログなトラブル対応
- 2012.03.17 Saturday
ストランドを乾燥炉へ送るスクリューコンベアーを修理に出しました。
先週の木曜日のことです。
スクリューコンベアー (回転することでストランドを、奥にある乾燥炉へと送り込んでいきます)
週明けには直って戻ってくるものと思っていました。
乾燥炉が使えない、その間の2、3日は、「桧ストランドボード」の生産は完全にストップです。
工場の方は、乾燥炉を使わずに生産できる「イグサボード」に切り替えることにしました。
ところが、週が明けても「直りました」の連絡はなく、翌火曜日の午後になっても連絡がないので、こちらから状況を尋ねました。
「急ぎで対応していますが、もう少し日数がかかりそうです」との返事で、「いつまでに」といった、はっきりした返事もいただけませんでした。
こうした事態に少し焦ってきました。
というのは、いぐさの在庫がそんなに残っていなかったからです。
このままいくと、3、4日後には生産スタッフの手を空けてしまうおそれが出てきました。
加えて、桧ストランドボードの12mm厚の注文が入ってきました。12mm厚は在庫がなく、これはなんとかして生産ラインを動かさなければなりません。
窮した状況になって思いついたのが、スクリューコンベアーの代わりにエアーでストランドを乾燥炉へ送り込めないかということでした。
早速、ステーを取り付け、エアーガンをセットしました。とにかく生産ラインを動かすことが先決で、見てくれは構っていられません。
ストランドと一緒にエアーも送り込まれるので、乾燥炉内の温度が上がりにくいという問題は出ましたが、ストランドはおおむね順調に乾燥炉内へ送り込まれいきます。
なんとか注文に対応でき、迷惑をかけずにすみそうです。
かなりアナログな対応ですが、スクリューコンベアーが直って戻ってくるまでは、この方法でしのぎます。
代官山
- 2012.03.09 Friday
久しぶりの東京出張でした。
行先は代官山にある、某設計事務所様です。
「岐阜県内の大きなプロジェクトで桧ストランドボードを使いたいので、その製品説明に来てほしい」との誠にありがたいお話があったからです。
代官山は名前は知っていましたが、行くのは初めてでした。
約束の時間まで少し間がありましたので、旧山の手通りを歩いてみました。
都会にありがちな狭くてゴミゴミして埃っぽいというイメージはまったくありません。ゆったりしていて、緑もあり、例えるならヨーロッパの街並みを歩いているような雰囲気でした。
旧山の手通り沿いには、岐阜では決して見ることのできない各国の大使館が点在しています。
立ち並ぶショップは個性的な建物ばかりなのですが、そのデザインが洗練されていて、トーンは統一されているような感じで、美しい街並みでした。
設計事務所様では約1時間半の時間をいただけましたので、単なる製品説明だけではなく、その背景や製品に対する想いなども伝えることができました。
説明を終え、外に出たときにはもう辺りが暗くなっていました。
帰りは東京駅で家族への土産物を物色。「ここが最後尾です」という看板を見て、つい並んでお菓子を買ってしまいましたが、味は今イチでした。
今週に入り、今回の物件に関係する問い合わせを、何件か受けています。
改めて、本当に多くの方に支えていただいていることを実感し、感謝しています。
日々、トラブル3
- 2012.03.09 Friday
いちばん深刻なトラブル発生です。
場所は、切削したストランドを乾燥炉へ送るところのスクリューコンベアーです。
以前からストランドがうまく送れずに、1日に数回は詰まりました。
1週間前ぐらいから、徐々にその症状が悪くなり、2日前からは頻繁に詰まるようになってしまいました。
そのため乾燥ストランドが、目標の半分も生産できない状況です。
原因はスクリューコンベアーの羽根の損傷であることは分かっていました。
ひどく曲がってしまった部分が、ストランドの流れを悪くしているのです。
まとまった量が入ると、送りきれずに詰まらせてしまいます。
スクリューコンベアーは長さが3m近く、羽根の直径が35cm、鉄製ですので大人が数人いないと持てない重さです。
これを外すだけでも大ごとで、修理にも日数がかかります。
その間は仕事が止まってしまいますので、対処療法で何とかならないかと思って付けたのが、写真のインバーターです。
スクリューコンベアーにストランドを送り込む速度を調節することで、投入量を平均化し、詰まりにくく出来ないかと思ったからです。
結果は、投入量を平均化することは、ある程度できましたが、詰まらせないほどの効果はありませんでした。
結局、スクリューコンベアーを外して、修理に出すことにしました。
日々、トラブル2
- 2012.03.09 Friday
ストランドを積み上げる機械、フォーミングマシーンのトラブルです。
フォーミングマシーンは構造が複雑で、信号のやり取りも多いため、機械メーカーはいちばん早くトラブルが出ると思っていたようです。
結果は予想に反して、いちばん最後まで問題なく動いていました。
ところがついに、このフォーミングマシーンにもトラブルが発生しました。
機械が稼働しません。
完全に動かなくなったわけではなく、しばらくすると動き始めます。しかし、休憩後や昼休み後になるとまた動かなくなり、しばらくしてまた動き始めるという繰り返しです。
いちばん対応のしにくい症状ですが、まずは原因の特定です。
最初はまったく掴めなかった原因も、調べているうちに、スクリューコンベアーの下にある回転羽根に問題があることが分かってきました。
この羽根の回転が重いため、システムの方は「ストランドが供給され過ぎたための負荷」と判断して、ストランドを供給する機械へ稼働信号を送らず、エラー信号を送ってしまうのです。
回転羽根が稼働しているうちに、設定された数値より負荷が軽くなり、ストランドがないと判断されると、エラー信号は解除され、稼働信号が送られて動きだすという仕組みです。
この時点で、負荷の設定数値を変更することで、機械を動かすという対処はできますが、まずは原因を調べ、その原因を取り除くことが優先です。
回転羽根は右側と左側の2か所あるのですが、手で回してみると明らかに左側が重たいのです。
回転を悪くしているような異物がないかチェックです。 狭いところへ顔を突っ込んで、そこで首をねじって見上げるという、かなりきつい体勢になります。
取り付け状態なども確認しましたが、問題なさそうです。
そうなると、あとは回転羽根に取り付けてあるモーターに原因があるとしか考えられません。
新品のモーターに取り換えたところ、ほとんど問題ないレベルに改善されました。
しかし、完全に直ったというわけではなく、わずかながら、まだ何らかの原因が隠れているようです。
日々、トラブル
- 2012.03.09 Friday
ストランドに接着剤を吹き付ける、ブレンダーという機械でトラブル発生です。
接着剤はポンプで強制的に送り出しているのですが、通常15分程度で1回分の塗布作業を終えるように設定しているものが、40分以上かかるようになってしまいました。
当然、後工程の生産に影響してきます。
まずは、もっとも疑わしいところから調べます。
接着剤を吹き付けるスプレーガンのガン先が、詰まっていないか。取り外して洗浄しましたが、結果は変わらず。
塗布量の調整を行ったところ、接着剤自体がスムーズに送られていないことが分かりました。
そこで、接着剤を送るホース内の詰まり等の問題と考え、ホース内の洗浄および、ホースの折れ曲がっているところの交換を行いました。
しかし、これでも結果は変わらず。
次に、接着剤の粘度の問題ではないかと考えました。冬場はどうしても粘度が高くなり、ポンプの接着剤を押していく能力を超えるのではないかと。
そうしているうちに状況はどんどん悪くなり、とうとう接着剤をまったく送らなくなってしまいました。
応急処置として、インバーターのリミットを変え、高速でポンプを稼働させました。
同じ接着剤で、今まで少しでも送っていたものが送れなくなったということで、粘度の問題ではないということが分かりました。
ポンプ本体に問題があるとは、最初から全く思っていなかったのですが、こうなっては出来る対応はポンプの交換しか残っていません。
急ぎ、ポンプを手配して交換したところ、やっと問題解決に至りました。
ゆっくり稼働させても、十分な量の接着剤が送られていきます。
この間の作業で、接着剤でベッタベタになったジャンバー2枚を、ごみ袋の中に廃棄しました。
そのあとで、替えのジャンバーを衣装ケースから探して、ひっぱり出す手間を考ると・・・
思い直してゴミ袋から拾い出し、もう少し着ることにしました。
舳倉島の旅を満喫
- 2011.12.05 Monday
久しぶりのブログにもかかわらず、プライベートなことを少し。
先月、能登半島の北に浮かぶ舳倉島に行ってきました^^
人があまりいかないような静かなところに行くのが僕の趣味のひとつ。いつの頃からか・・・今回も静かな島旅が目当てです^^
いざ石川県舳倉島へ。ということで僕の知っている限りの情報と一緒にどうぞ。。。
能登の輪島から1時間半くらい船に揺られると真っ平らな島が見えてきます。標高は15m?くらい。まっ平らなので、輪島からは全く見えません・・・。
そこが秘境っぽくていいところです^^写真です↓
全くの観光地ではないので、船に乗るのも島の人とバードウォッチング目当ての人が少しいるくらい。
むしろ島の人の食料運搬用を兼ねていて、ちっちゃなコンテナもちらほら。
何の目的もない僕らは、さらに変わり者ですが・・・
行きに一緒に船に乗ったひとの話しでは、島でお金を使うのは、2件ある宿だけのようで。
ますます期待が膨らむなか、いざ舳倉島です!!
港につくと、待ってましたとばかり、島の人が食料、雑貨類を調達に。見慣れない光景でした。
ビールケースの山が気になります^^
そのあと、港をあとにすると・・・
人気のないエリアに・・・とにかくただただ島を周遊する小道を歩き続け・・・
分校もあるんですね^^
お昼ご飯&ひと休憩・・・、お昼はこだわりなく輪島で買ったコンビニ弁当でした。
たそがれモード・・・すでにお疲れモードでした。。
その後も歩き続けましたが、4時間の滞在で出会ったのはほんの数人で。
予想以上に静かな別世界の環境でしたね。
島というのは、やはり独特の環境、雰囲気があって、とてもすがすがしい気持ちになります。
日々仕事に追われ、都会に住む人には、リフレッシュにおすすめかもしれません。観光客もほとんどいないので・・・
くれぐれも注意してほしいのは、、
島には基本何もないということ。
1日1便なので、戻ってこれないかも。
島の方々には迷惑なことがないように。
そこだけご注意を。
個人的にはとてもとても満足な旅でしたね(develop)
初めてのオイル交換
- 2011.11.14 Monday
先週、実験室のプレスのオイル交換をしました。
プレスは使い始めて以来、今月でちょうど5年・・・初めての交換です^^
というのも、交換する時期がよくわからなかったというのが本音で・・・
今回は、お世話になっている東海油化センターさんに来てもらいました。
オイルタンクはすごく狭いところにあって、やりづらいかなと思ったのですが、掃除機みたいなものでぐんぐん汚れたオイルを吸い取ってくれました^0^
吸い取ったオイルを見ると・・・
少し褐色の液体が。
これがどの程度汚れているのか・・・わからなかったんですが。
聞いてみると、、、
どうやら、まだ使えるくらいの汚れだそうで・・・軽傷でした^^
それでも、新しく入れ替えしてもらったのは気持ちいいです!
これで大きく何かが改善されたわけでもないけど、メンテナンスと思えば、やって良かったです。。
プレス機は、一番活躍している機械なので、細かいメンテを少しずつ少しずつやっていこうと思います。(develop)
トラブル1
- 2011.09.22 Thursday
桧ストランドボードの生産ラインが設備されてから、10年以上が経っています。
いたるところで老朽化が目立ち始め、ほとんどの機械が何らかのトラブルをかかえています。
この間、接着剤を塗布するブレンダーという機械に、ストランドが投入されなくなるというトラブルに見舞われました。
不具合は少し前から始まっており、スイッチを入れ直すと通常通りに起動したりしたので、その状況から信号を送っているところに何らかの原因があると思われました。
しかし、場所の特定ができずに、そうこうしているうちに、とうとう全く動かなくなってしまいました。
メーカーに電話をかけて状況を説明すると、A4用紙にびっしりと書き込まれた原因の特定方法が送られてきました。
サイロ用シーケンサのPC1のCH11がどうのこうのとか、やたら専門用語が多くて、1回読んだだけでは意味が分かりません。
制御盤内を睨みながら、何度も読み返しているうちに、おおよその理解ができてきました。
そのうえで特定方法に従い、原因がどこにあるのかひとつひとつ確かめていく作業を進めていきました。
制御盤内です。
結局、ブレンダー制御盤内の線番82のネジが緩んでいただけと分かりました。
プラスドライバーで締め直して一件落着です。
原因が分かれば何でもないことなのですが、そこにたどり着くまでがたいへんです。
しかし、1ヶ所のネジが緩んでいただけで、ラインが止まり生産できなくなるというのは、非常におそろしい現実です。
工場の夏
- 2011.09.17 Saturday
ようやく朝晩に秋らしさを感じるようになりました。
夜の虫の声や、咲き始めた芙蓉の花など、確実に季節が移り変わっているのを感じます。
しかし、工場内は以前夏のままで・・・
工場内の温度は、外気温のプラス5度ぐらいが目安になります。
外気温が25度の夏日のとき、工場内は30度以上の真夏日となり、
外気温が真夏日のときは、35度以上の猛暑日となります。
ちなみに、外気温が37度を記録した8月10日の工場内の温度計は、42度を指していました。
温度計が置いてあるところは、フォーミングマシーンというストランドを積層させる機械のところですが、ここは熱を出す機械からは少し離れているため、工場内では比較的環境のいいところです。
ストランドを乾燥させる熱源のボイラー、乾燥炉、そして熱プレス機、これらの近くはとにかく暑いです。
工場内は4月ぐらいから10月あたりまで夏が続きます。
工場内に秋が訪れるのには、まだ1ヶ月半ほどかかりますが、今年も何とか無事に乗り切れそうです。
6人体制
- 2011.07.11 Monday
まだ一人で生産していた頃、
エスウッドの生産ラインの機械がすべて稼働し、流れるようにストランドボードが生産される状況をイメージしたことがあります。
そのためには6人のスタッフが必要であろうと思われました。
現在、私を入れて工場はその6人の体制となり、すべての機械が同時に稼働しているという、イメージしていた状況が現実のものとなりました。
毎日のようにトラブルが起こりますので、流れるようにとは行きませんが、それでも一人のときでは考えられない速度で、着実に製品が出来上がっていきます。
難しくなったのが、段取りです。
これはイメージできていませんでした。
以前であれば、仮に原木が無くなり、ストランドを作る作業が出来なくても、サンダーなどの別の仕事をするということができました。
現在はすべての仕事が同時進行で行われているため、振り替える仕事がありません。
スタッフの手が空くことのないよう、原木、接着剤などの資材管理をしなければなりません。
また、生産量が増えることによって起こるスペースの問題もイメージできていませんでした。
原木、接着剤、製品の在庫など、扱う量が増えても、限られたスペースでやりくりしなければなりません。
大雑把な管理では対応できなくなりました。
研究ノートがいい思い出です。
- 2011.07.06 Wednesday
いつもパソコンの横に置いてある研究ノート。
名前ほど立派なものではないけれど、これまでの研究のいろいろなことが書かれてあります。
なぜか、Campusの青に変なこだわりがあり^^(青好きですね。。)
けどこういうこだわりはせっかくなので続けたいですねぇ^^
一番最初の日付は、2008年1月31日。
気がつけば、3年ちょっとで10冊超えです。^^
達成感ではないけれど、なんか少しうれしいですね。
特に苦労して書いているわけでもなく、日々の実験内容や計算根拠、打ち合わせの議事録、時には気になった言葉などなどが詰まっています。。
一番最初のころのノートを少し見返すと、この3年で、ノートの書き方も変わったなぁと感じます。
別に何冊目標とかいうのではなく、20冊、30冊となったときに、どんな思いでこのノートを見ているのか、ちょっと楽しみですね。。(develop)
子機の増設
- 2011.07.01 Friday
会社の電話は、事務所に親機、私が子機1号機、研究開発部に子機2号機の計3台あります。
昨日、子機を増設しようと電気店に行ってきました。
というのは、実は子機1号機を紛失してしまいまして・・・
ありとあらゆる所を探しましたが見つからず、朝一番の静かな時に呼び出し音を鳴らして探したりしましたが、やはり見つからず。
結局、あきらめて再購入することにしました。
お店の人に聞くと、子機1台の値段が11,000円で、取り寄せになるため時間がかかるとのこと。
商品棚に並べてある同型の電話機は、矛盾した価格ですが、親機と子機1台のセットで6,800円。
お店の人に「この親子セットの子機を使って増設はできないのですか」と尋ねると、
「メーカーに聞いてみます」
との返事で、しばらく待たされたのち、
「子機の増設に使えます。問題ありません」
というので、親子セットの方を購入しました。
お店の人の言葉通り、何の問題もなく、子機3号機の設定ができました。
ところが、本日紛失していた子機1号機が見つかりました。
フレーカーというストランドを作る機械の下に落ちていました。そこは井戸の中のようなところで、周りからは見えず、上から覗き込まない限り分からないところです。
子機1号機の発見はうれしいニュースですが、結局、親機が2台、子機が3台、合わせて5台ということになってしまいました。
下北沢のベトナムキャフェ
- 2011.06.30 Thursday


今年の夏はうちわで過ごす。
- 2011.06.29 Wednesday
懐かしい竹細工でした。
- 2011.06.21 Tuesday
この間、ホームセンターで竹ひごを買ってきて、実験室でちょこちょこいじってました。。^^
昔、竹ひごで飛行機を作ったのを思い出しながら、懐かしいなぁと感じながら・・・。
↓竹ひごを煮詰めて、柔らかくし・・・(下写真)
竹は、繊維がしっかりしていて、簡単に折れなくて、弾力性がすごくあります!いい素材だと思うのですが、年々見かけなくなったなと・・・
寂しく思います・・・。
今回は、イグサとのコラボでいじっていたのですが、想像通りにいかず、
残念ながら、失敗に終わりました。
試作をしていれば、こういうことは、よくあるので、最近は切り替えも早いです!
そういえば、2年前の夏に竹で流しそうめんやって以来、やってませんねぇ。
今年こそは・・・(develop)
フォークリフト
- 2011.06.01 Wednesday
写真は昨年購入したフォークリフトです。
購入を急いでいたため、「屋内で使用していた程度の良いものがある」と聞いて、現物を見ないまますぐに購入を決めました。
写真では分かりづらいのですが、フロントガラスがありません。
屋内で使う場合には問題ないのでしょうが、エスウッドでは主に屋外で使うため、雨の日は頭から膝あたりまでズブ濡れになり、大変辛いものがあります。
これから雨の季節になるため対策しようと、フロントガラスの見積もり依頼をしたら、簡易型フロントウインドというタイプでも4万円程するとのことで・・・
こうなったら「自分で作るしかない!」と思い、本日アクリル板を買いにホームセンターへ行ってきました。
ところがアクリル板60cmX90cmのサイズ1枚で8,000円・・・
結局、机やテーブルの上に置く透明なビニールマットを代用することにし、木枠を付けて固定しました。
晴れた日などの不要の際は、簡単に取り外すことも可能です。
ワイパーが無いため、雨の日の視界確保には、撥水スプレーで対応しようと考えています。
先ほど雨の中を走ってみましたが、全く濡れず爽快です。
費用は3,000円ぐらいですみました。
積み重ね
- 2011.04.30 Saturday
エスウッドに関わって6年余り、この間の積み重ねの一番よく分かる資料が、ワードの中の電話番号一覧表です。
サンプル依頼や注文いただいた会社などの住所、電話番号などを控えておいたものです。
最近はメールでの問い合わせが増えましたが、その場合でもメール内で保存せず、面倒でも必ずワードに記入するようにしています。
同一資料は1ヶ所で管理するのが原則と思っているからです。
電話番号一覧表はこの6年余りで、ページ数で117ページ。文字数で4万3千字を超えました。
当たり前のことですが、1ページ、1文字目から始まったわけで、資料の大きさに改めて時間の経過を感じます。
ページ数、文字数が、エスウッドの積み重ねてきた歴史です。
2011年4月24日正午の祈り
- 2011.04.25 Monday

3月11日 4話 震災の中での体験
- 2011.04.05 Tuesday
ご存じのとおり、3月11日、東日本大震災が起こりました。
僕は、ちょうど東京にいて、震度5強の地震を体験しました。
ここで、あの日感じたことをそのまま日記に書きます。
東京は、震源地に近い岩手や福島に比べると、揺れは小さく、
それでも、震度5強ですが。
ただ、震度5強でも、東京は混乱し、公共交通はとまり、電話はつながらない。帰宅する人で歩道は埋め尽くされ、車道も渋滞・・・。少し大きめのスーツケースを抱えていた僕にとっては、とても移動がしにくい状態でした。
さらに、コンビニのおにぎりやパンは、夕方には品薄の状態。
感じたことは、震度5強でも、この混乱。もっと震源地が近くて、地震が大きかったら、どうなるのか。
大都会の弱さを感じました。
そして、将来が不安になりました。
東京駅に向け、歩を進めると、ますますこの状況は悪化。帰宅する人が波のように多くなりました。
この状況で、自転車で強引に進めようとする人もいて、むかつきました。
日も落ち始めると、まだまだ寒く。ビル風も強く。
ただ、東京駅構内には、自由に出入りができ、駅構内は、人が集まってきていたこともあって、暖かった。これで寒さはしのげると思いました。
その後、僕は運がいいことに、夜8時ころから数本再開された新幹線で名古屋に帰ることができました。
もちろん、新幹線のなかは、人が多く、名古屋までたっていましたが、そんな中で、人の助け合い、暖かさを感じる一面がありました。
乗車した新幹線が、そろそろ出発するという時、
車椅子のかたが乗車されました。みんな、スペースを空けようと、もっと奥に入ってくださいと言いながら、スペース確保に協力してました。
それから、子供づれのかたは優先的に座らせてあげたり、通路でたっている人の荷物を座席の前において、一人でも多くのひとが乗れるよう、声をかけていました。
新横浜まで1時間以上がかかり、そこを過ぎたあたりから、座っていた人が、入れ替わりで立っている人と変わってあげる光景もありました。
車内担当の女性の駅員さんは、たくさんの人に対応に追われ、何度も何度も行き来し、状況報告とおわびを繰り返してました。本当に大変だったと思います。僕は名古屋で降りれますが、あの駅員さんは、岡山までまだまだ長い道のりをお客さん対応に走り回ったことと思います。
けど、名古屋で降りるほとんどの人が、降りるときに駅員さんに「もう少し頑張ってください」「ありがとう」の一言をかけていました。
今、その時のことを思い返しても、心温まります。
今でもニュースを見れば、救済、義援金、現地での人と人との助け合い・・・、たくさん報道されています。だけど、やっぱり、目の前でみるのと、テレビを通してみるのでは違います。
残念ながら。
震災地の人たちの苦労、心の痛み、どうしようもない状況、、、それに比べてたら、僕が11日にあった出来事はちっちゃなちっちゃなことだったかもしれません。
それでも、すごく心に刻まれた体験でした。
岐阜にいて、できること。震災地から離れたこの地で、やれることなんて、なかなかねと言っていては、始まりません。
少しでも役立つ行動に移せるよう日々思いながら、行動しながら過ごしていきたいと思います。
(develop)
忙しかったです
- 2011.03.11 Friday
昨年10月頃から、大変な忙しさとなりました。
特に年末からは工場の生産能力を超えるような注文となり、急遽8日間の年末年始の休みを4日間に短縮し、正月4日からは延長残業、休日出勤の連続となりました。
かなり無理な納期短縮の要望に応えるため、エスウッド始まって以来のストランド乾燥炉の24時間稼働も行いました。
現在ようやく一息ついたところです。
約束した納期は守らねばならず、各機械が壊れないことを祈りながら作業していました。
幸い大きなトラブルはありませんでしたが、小さなトラブルは毎日のように起き、それによって遅れたしまった分を、延長残業、休日出勤でなんとか補うという繰り返しでした。
個人的には古傷の腰を痛めてしまい、心身共に厳しい状態が続きましたが、食事はいつも通り、夜もよく眠れたため、乗り切ることができたかと思います。
アルコールの量は少し増えましたが。
東京マラソン 完走・・・いや完歩。
- 2011.03.09 Wednesday
2月27日、3年ぶりに東京マラソンにでてきました!
スタート場所の新宿は、朝7時から、たくさんの人で賑わい。わいわい、がやがや。
3万5千人のランナーと、応援する家族、友達・・・・。
やはり、東京マラソンは、ビッグイベントです!^^
今年は、3回目の挑戦なので、スタート地点にたつまで、落ち着いて準備することができました。
スタート場所は、およその持ちタイムで区分けされていて、そこに規定時間までに入れないと、一番最後尾からのスタートです。。。
8時50分くらいになると、かなーり前のほう、まったく見えないのですが、オープニングセレモニーらしきものでがやがやしだし・・・、結局、スタートゲートくぐったのは、号砲から10分後でした。
今回、直前2週間のトレーニングがあまりできてなく(いいわけですが・・・)、30kmくらいまでは、ほぼ順調にタイムを刻んだものの、それ以降、ぱったり、足がとまり。。。
ラスト5kmは、ランとウォーキングでなんとか乗り切りました・・・><
東京マラソンは、本当にまわりからの声援が多くて、後半なればなるほど、自前でお菓子やおにぎりを手渡ししてくれるひともいて・・・すごくあったかいイベントです。
しんどいときほど、力になります!本当に。
よく、マラソン選手が走り終えたあと、"沿道の声援が励みに・・・"というコメントを残しますが、それが本当に実感できます。日本の市民イベントとしては、世界に誇れるものだと思います。
個人としては、今回は、まったく満足いく走りができなかったので、また次回、準備をしっかりして挑戦したい気持ちです!後悔ばかりしてもしょうがないので。。
なんせ、70歳、80歳でも参加して走っているが、たくさんいるので、僕もまだまだこれからです。
体力と忍耐力つけて、仕事のほうも今年度もうひと踏ん張りです!!(develop)
東京マラソンEXPO↓
小さなこともコツがある。
- 2011.02.04 Friday
画鋲をつくる!?
ぜんぜん、関係ないように思いますが・・・、
数日前、実験室では画鋲を作っていました。
なぜ、画鋲かというと、実はヒノキストランドボードにどれだけ画鋲がささるか、実験をするため小道具です^^
ヒノキストランドボードは、内装材兼掲示板。掲示板となると、刺すのにどの程度の力が必要になるか、データとりをしておく必要と考えたのが、始まりです。。
市販の画鋲でもいいんですが、試験器具への取り付けが不可能・・・
というわけで、作ってみました!
画鋲なんて、なんてことない!細い針金のようなもの?を買ってきて削ればOK!
そんな気持ちだったんですが、うまく作るには、職人ならではのコツがいりました。
もちろん、画鋲なんて、普通作らないですけどね^^
これも実験室ならではです。。
こんなにまじまじと画鋲を観察したのは初めてなのですが、
画鋲の先は、とがっているというよりは、意外に少し丸くなっており、新しいちっちゃな発見でした!^^
怪我をしないよう工夫されてるんですね。
画鋲をつくるのは、先の部分をどううまく作るか、そこにつきます。。
やすりで手で削ればいいかなと思ってやりましたが、どうも削る角度がアンバランス・・・。
やはりここは職人の出番です!
職人は、小型サンダーとインパクトドライバーをひっぱり出してきて、ものの30秒で仕上げちゃいました。手で何分もかかったのに・・・
職人、さすがです!^^
ものづくりには、道具が命!
そして、道具を使いこなす経験も必要です。
簡単に思えることも、やり方ひとつで全く違うものができるんだなと、改めて思った日でした。(develop)
冬景色。。
- 2011.01.19 Wednesday
この間の日曜から、冬らしく雪がこんこんと...いや、どさっと降りました。。
毎年、ノーマルタイヤで乗り切っていたので、今年もこのまま・・・
最近、さすがにスタッドレスに変えるか変えまいか悩んでいます。。
僕は、各務原の苧ヶ瀬池という地元ではちょっと有名な池の近くに住んでいて、
今朝横を通ってみると・・・
なんと!
凍ってました。。
苧ヶ瀬池は、周囲1kmか1.5kmくらいなので、そこそこの大きさの池です。
それが。まさか!
道端の石を投げると、ちっちゃな穴が。やはり凍ってました。
あと、久しぶりにチェーンの車をみかけ、がちゃがちゃと音をたててました。
昔は、よくみたのに。。あれ、乗り心地もあまりよろしくないんですよね^^
ともあれ、今回の雪で今年は終わりにしてもらいたいなぁと、日々思うばかりです。。
雪雲が少しきれ、晴れ間が顔をのぞかせた瞬間を撮影したので、載せますね。。^^
(develop)
新年の覚王山界隈
- 2011.01.03 Monday




雨と山茶花
- 2010.12.22 Wednesday


店産店消の気持ち
- 2010.12.01 Wednesday
つい最近、ラジオで店産店消の紹介をしていました。。
思わず、耳をかたむけ、聞きいってました。
地産地消はよく聞きますが、店産店消って・・・
ざくっと言うと、字の通り、お店で作り、その場で売り、新鮮な状態でお客さんに渡すというのが主旨。
紹介されていたのは、野菜をその場でつくって、その野菜を使って、料理し、新鮮な食を楽しんでもらおうというもの。つい10分前まで、土に植わっていた野菜だから、すごく、新鮮。みずみずしく、しゃきしゃき・・・
と、あまりエスウッドと関係ないのですが、やはり作りたて、新鮮なものはいいですよね。
うちのいぐさも新鮮な状態でお客さんのところに届けられるといいなと・・・^^
というわけで、少し前ですが、イグサボードを真空パックで詰めてみました↓
(この写真をまさかこんなところで、公開するとは・・)
店産店消とは行かずとも、、これならにおいも製造時のまま、堪能できるはず!
3×6のボードを真空詰めするわけにはいきませんがね。
ちなみに・・・
「店産店消」と、この字を書くのかどうかは知りません。勝手にラジオを聞きながら、僕がイメージしたものなので。ご了承を。
そろりと再始動
- 2010.11.27 Saturday
3ヶ月ぶりにブログをアップします。
この間、自宅PCの無線受信デバイスがこわれ(インテルです!)、ブログアップの作業環境が著しく悪化、伝えたいことは山ほどあるのに、できないできてしまった・・・。
まあ、ほとんど言い訳ですが(笑)
主不在の空白を、製造と研究開発の当社若侍諸君が埋めてくれて随分助かりましたが、そうそう甘えてはいられないので、そろりとブログ再始動にとりかかります。
休止中によせられた、なるべく簡潔で分かり易いブログを心がけてください!という貴重な忠告を忘れないで(笑)
で、復活の第1ページは、問題の無線LAN機能バリバリの、届いたばかりの東芝ダイナブックの紹介
というこtになりました。我が家の仕事デスク兼食卓にいつもいる子猫と一緒のお披露目です(^^;
(角田 記)


理想の庭
- 2010.09.14 Tuesday
写真は我が家の北側の庭で70坪ほどあります。
庭を作ろうと思い立ち、8年前に隣接していたこの土地を購入しました。
当初は、自然の雑木林をそのまま切り取った雰囲気の庭を作ろうと思っていました。
できるだけ人が作ったという感じのしない庭が理想でした。
自然の林の中に椅子とテーブルを持ち込んで、そこで寛いでいる姿をイメージしたり、季節ごとの雰囲気を想像し、木の選定や配置などの思案を重ねたりしてデザインが少しずつ固まっていきました。
この土地を購入したときには、こぶし大の石がごろごろと転がり、草が生い茂っていましたが、休日を利用して少しずつ手を入れていきました。
草を刈り、フェンスを設け、整地し、土を入れました。4トン車2杯分の土を下してもらうと、土の小山ができました。
子供たちにとってこの土の小山は、公園の遊具とは違った面白さがあるようで、いつの間にか近所の子供たちも含めた「遊び場」と化しました。
結局、写真のように木はあまり植えず、芝生を張って子供の遊び場としての庭になってしまいました。
静寂な自然林になる予定だった庭からは、子供たちの歓声が聞こえてきます。
中国出張5
- 2010.08.25 Wednesday
8月7日 合肥市内のホテルから撮った風景です。
この日は上海へ戻りました。新幹線の車内で問題点の整理を行いました。
合肥市の工場を使用するとした場合に、いかに少ない投資で希望する品質のボードを作るかという難しい宿題を持ち帰ることになりました。
その日の夜は上海市内の台湾レストランに行きました。
ギョーザ、唐揚げといった日本で食べる中華料理のメニューがあり馴染みやすく、本当の中華料理を食べた気分でした。
8月8日
帰りの飛行機が17時台でしたので、時間まで上海企業のA氏が観光案内をしてくれました。
新天地へ行きましたが、洗練された観光スポットという感じで、あまり中国が感じられませんでした。
中国共産党の第一回大会が行われた建物と聞いても、その重要度がピンときません。
以前に行った豫園のほうが、見応えがありました。
世界十大レストランに選ばれたという小龍包で有名なお店は感動的なおいしさでした。
料理のおいしさだけでなく、店員の接客態度や手荷物への配慮、店の雰囲気など十大レストランに選ばれたのが納得できるレベルでした。
名古屋にも店があるというので、ぜひ時間をつくって行ってみたいと思います。
地下鉄を乗り継ぎ、A氏とはリニアモーターカーの駅で別れました。
最高時速430Kmは確かに速く、日本の新幹線の車窓から感じる速さとは明らかに違いました。
リニアモーターカーは氷の上を滑るように走るのかと思っていましたが、かなり横揺れがありました。
浦東空港に着き、おみやげを物色しました。
小学生の子供に「チャイナ服を買ってきて」と頼まれていたからです。ずいぶん高額なみやげになりましたが、約束なのでやむなく購入しました。
帰りの飛行機の中で、今回の視察のレポートを書き上げました。
8月8日 日曜日夜11時過ぎ、我が家に無事到着です。
中国出張4
- 2010.08.24 Tuesday
8月6日午後
やっとメインの工場視察です。
原料の投入のところから順を追ってみて行きました。説明してくれたのはそこの元工場長でした。
原料の投入に始まり、粉砕、乾燥、接着剤の塗布、フォーミング、プレスと続く工程は、エスウッドと同じです。
工場の生産能力が事前の説明では、8時間稼働で50立米とのことでした。
プレス時間などを質問しながら、このラインの本当の生産能力を推計していました。その結果、8時間稼働で17立米が限界であろうと思われました。
また、上海の企業が望む品質のボードをこの生産ラインで作るには、大掛かりな改造が必要と判断しました。
2時間ほどかけて集塵機からボイラーなどのすべての設備を見ました。
写真は乾燥炉です。
非常に余裕のあるレイアウトでうらやましいかぎりです。
夕食はローカルのレストランに入りました。ローカルレストランのほうが口に合うようで、どの料理もおいしかったです。
勧められてアルコール度数52度の紹興酒を飲みました。他にもあるからと言われて、勧められるままに何種類かいただきました。どれも特徴的な味があり、アルコール度数が高い割には飲みやすく非常においしかったです。
いつの間にか酒が強いということになってしまいました。
その日は合肥市内のホテルへチェックインしました。
室内で中国語のテレビを見ていてもさっぱり分からず退屈なので、ホテル内にあるマッサージに行ってみました。受付で英語が通じたのでなんとかなりました。英語が通じなければ漢字を並べて、それでも通じなければ最後は絵文字でと思っていました。
1時間ほどの足マッサージで68元でした。日本円で900円弱ですので安いイメージですが、現地の物価を考えるとずいぶん高額です。
100元を出し、お釣り32元をマッサージしてくれた人にチップとして渡すと、ものすごい笑顔が返ってきました。
中国出張3
- 2010.08.24 Tuesday
8月6日午前
上海虹橋駅から朝7時41分発の新幹線に乗りましたが、駅舎に入るのに赤外線の手荷物検査があります。
セキュリティーも空港並みなら、駅舎も空港と見間違えるぐらいの広さです。
中国新幹線は日本の東北新幹線と同じ車両です。最高時速250Kmですが、あまり速くは感じませんでした。
上海からの沿線はいたるところで建設工事です。ビルの屋上に大きなクレーンが乗っている光景を数えきれないぐらい見ました。
ところが、南京を越え揚子江を渡りしばらくすると、いきなり田園風景になりました。今度は見渡すかぎりの水田で、いつまで走ってもその光景が変わりません。
レンガ作りの家が点在し、田んぼのあぜ道に牛がいたりと、古い中国のイメージそのままの景色でした。
新幹線の車内販売でそら豆を甘辛くしたものが売られており、これがくせになるおいしさでした。
昼前に合肥駅に到着、途中切符が調べられるわけでもなく、駅から出る時も改札がなく、そのまま素通りの状態でした。
切符が手元に残ったので添付します。
駅前で迎えの車に乗り、工場の所有者である中国側のお役人3人と合流して、合肥市内のホテルのレストランで食事となりました。
昼食ではビールを勧められるままに、中国式の乾杯を求められるままに飲みましたが、どのぐらい飲んだか記憶にありません。
なまこがそのままの形で出てきました。一瞬何が出てきたのか判断ができませんでした。ふかひれにかけてあるスープ(あん)と同じものがかけられており、おいしいとは思いませんでしたが、全部食べました。
アルコールが入っていなければ、たぶん手をつけなかったと思います。
かけてあるスープ(あん)の中にご飯を入れるのが中国式だというので、言われたとおりにやってみましたが、これまたおいしくはありませんでした。
お米は細くてパサついていました。
お役人が言うには「中国では稲わらを始めとする大量の植物系廃棄物が問題となっており、廃棄されている植物資源を利用してボード化する取り組みは中国側として大歓迎である」とのことでした。
植物資源のボード化について何点か質問を受けました。
食事が終わり、続いて工場の視察です。
中国出張2
- 2010.08.13 Friday
8月5日(木)朝6時に家を出ました。
前々日にクレーム処理のため東京へ急な出張となり、ハードな一週間になりました。
中部国際空港から上海浦東空港まで約2時間半の工程です。
機内はほぼ満席で、80%ぐらいが旅行客、年配のグループや小さい子供連れの姿も見受けられました。 みなさん上海万博へ行くのでしょう。
上海浦東空港を出てからタクシー乗り場に向かいました。
5年前に初めて上海に着いたときは、タクシーの客引きがうるさく付きまといましたが、今回はそういったこともなく、乗り場の案内の人にホテルの住所を書いた紙を見せると、運転手に伝えられて極めてスムーズにホテルに着きました。
車線をやたら変える走り方は以前と変わりませんでしたが。
ホテルのロビーで上海側の担当者A氏と会い、レストランで食事をしながら今後のスケジュールについて説明を受けました。
勧められるままにビールを飲みました。
その後、上海側の社長さんと合流し、3人での打ち合わせとなりました。
合肥市の工場は非常に立地のいいところにあり、
政府の方針が変わればいつ商業施設になるか分からないこと。
工場を借りられても2年間程度と考えていること。
そのため投資はできるだけ抑えたいこと。
加えて同時進行で原料調達の便利なところへ新工場を建設すること。などなどのお話を聞きました。
2時間ほどの休憩後、居酒屋で夕食。
勧められるままにビールを飲みました。
おすすめスポットです。 ?ながら川ふれあいの森?
- 2010.07.26 Monday
先週土曜、ながら川ふれあいの森に行ってきました^^
先週は1週間を通して、猛暑日。ただただ暑い!>o<
夕方、日が暮れるころになっても、30度以上の過酷な毎日でした。
これからもそんな日が続くかと思うとぞっとしますが、そんなときは森に出かけるのひとつですね。
こないだの土曜は、それをすごく実感できました^^
ふれあいの森のなかは、いろんな種類の木が多く、鳥たちがさえずっています。公園内の道を歩いていても、ほとんどが木陰で、心地よい風が吹いていて・・・。気持ちいい^^!
最近は、運よく風があってもぬるいというか、効果なしな感じで。
それに行き交うひとは、みんな気持ちよくあいさつしてくれます。。
ほんとにいいところです^^
ふれあいの森に行ったのは、例の木質舗装です。
1回目の現地実証試験が公園内の一部で実施されています。その経過を見学に行ってきました。
1回目ということもあって、想定外のこともでてきたり、課題もでてきて、なかなか有意義な1回目のテストになりそうです^^課題が見つかれば、ラッキーですから。あとは、それをクリアするに全力投球です!
木質舗装については、理事長からも随時、ブログアップがあると思います!楽しみにしていてください^^!(develop)
梅雨の贈り物
- 2010.07.04 Sunday
名古屋市緑区に住む旧友から、季節の便りが届きました。
まとわりつくような蒸し暑さを一瞬忘れさせてくれる紫陽花です。
あじさいの藍をつくして了りけり (安住 敦)


ワイドベルトサンダー
- 2010.06.01 Tuesday
ワイドベルトサンダーが設備されました。
まだ試運転の段階で、本格的に稼働できるまでにはもう少し時間がかかります。
ワイドベルトサンダーの仕事は二つあります。一つはボードを既定の厚みに削ること、もう一つは表面のケバ立ちを押さえてツルツルに仕上げることです。
今まではサンダーの仕事があると、他社に借りて対応していました。当然のことながら空いている時しか使えないため、思い通りの段取りができませんでした。
今後は段取り良く、かつ気兼ねなく使えます。
このサンダーがフルで働いている様子をイメージしながら写真を撮りました。
6年ぶりの歌舞伎見物
- 2010.05.17 Monday
以前は、ちょうど取り壊し中の東京歌舞伎座や京都南座、それに地元名古屋の御園座に芝居見物にでかけることも多かったのですが、最近はとんとご無沙汰でした。数えてみると、ほぼ6年ぶりということになります。
岐阜の地で、林業・製材業を営んでいる、歌舞伎好きの好青年と知り合えたおかげで、前から2列目のかぶりつきで、迫力満点の歌舞伎を味わうという久々の眼福を得ることができたのです(^^;
お芝居と踊りの出来も素晴らしく、最高の夜でした。
夜の部の演目は、上方歌舞伎の名作の「夏祭り浪花の鑑」(主演は松嶋屋・片岡愛之助でなかなかの「にらみ」でした)と、古典芸能ではお馴染みの「土蜘蛛伝説」を題材に、人気急上昇中の若手実力派、澤潟屋(おもだかや)の市川亀治郎が自ら創り出したという舞踊劇「蜘蛛の糸・梓の弦(あずさのゆみはり)」です。この演目では、次から次に繰り出される亀治郎の早変わりに、度肝を抜かれました!
ともあれ、5月5日に始まった今回の上演は、28日が千秋楽だとのこと、芸能好きの人にはとてもオススメです! もっとも、まだ切符が手配できるかどうかまでは保証できません・・・。 (角田 記)
* 今回の上演の魅力の一端でもお伝えしたいと思い、プログラムから撮影した画像を紹介します。
上から、旬の花=牡丹を描いた表紙(小山硬画伯)、「夏祭り浪花の鑑」の紹介ページ、「蜘蛛の
糸・梓の弦」の紹介ページ、そして主役2人の紹介ページ(左が片岡愛之助、右が市川亀治郎)で
す。




カムサハムニダ 番外編
- 2010.04.24 Saturday
最終日(2月26日)の宮殿・韓屋見学の途中で、大統領官邸(青瓦台)に立ち寄りました。といっても、もちろん、遠くから眺めただけですが。
前日の雨がうそのように晴れ渡ったソウルの空を背景にたたずむ大統領官邸は、何十年にもわたる、韓国現代史の生々しい舞台とは思えないほど、静かできれいでした。軽やかに上方に反り上がるブルーの屋根は、まこと青瓦台の名にふさわしい。
運良く見ることのできた、徳壽宮正門前での民族衣装を着た楽隊の行進も楽しかった。なんといっても、高く掲げた旗や伝統衣装の鮮やかな色使いが素敵です。
一瞬ですが、憂き世を忘れて異国の旅情にひたりました。
夜の楽しみは、ミレニアム ソウル ヒルトン 地下のバーでのバンド演奏です。女性ボーカルと男性のサックス奏者にリーダーらしき男性ピアノ奏者の3人組のライブはホントに最高! 同行してくれた
のは、最初の2晩が岐阜木材団地の良き友人である不破社長と後藤専務、最終日は東白川でFSC認証林を経営する(株)山共の田口社長で、この組み合わせも最高でした。田口さんとは、親子ほどの年の差を忘れて、林業、木材、経営、環境、芸能、人生について語りあいました。こんな思いがけない出会いがあるから、まだまだ人生はやめられません(笑)。
ともあれ、アバの「ダンシングクィーン」や、ジョンレノンの「イマジン」、プレスリーの「明日に架ける橋」
などなどをリクエストしたあげく、とうとうステージに押しかけて、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を合唱までしたのですから、我ながらよほど気分が良かったんだと思います(笑)
ですが、バンドの皆さん、バーに居合わせた皆さん、ご迷惑をおかけしました・・・。
これで韓国ツアーのレポートはおしまいです。思わぬ長期連載になってしまいましたが、おつきあいいただきありがとうございました。カムサハムニダ! (角田 記)





寒天スイーツ
- 2010.04.12 Monday
家族からのリクエストがあり、この日曜日に甘夏の寒天を作りました。
このブログでは初めてのスイーツ系の話題です。
用意した甘夏は全部で8個、まずは皮を破らないよう慎重に中身をくり抜きます。これがいちばん大変な作業です。
くり抜いた中身を濾して、果汁を作っておきます。
もう一方の鍋で寒天を煮詰めます。砂糖を入れ、こちらも濾しておきます。
温度が50度ぐらいまで下がったところで、さきの果汁と混ぜて甘夏の容器に流し込みます。
寒天が冷えて固まったら、盛り付けをします。
甘夏のほろ苦さをを残した大人のスイーツの完成です。
小学生の子供には、このほろ苦さの良さがわからないようで、砂糖をかけて食べていました。
関東へ出張
- 2010.02.17 Wednesday
先週、宇都宮と東京へ出張に行ってきました。
正確には宇都宮からJR日光線で鹿沼という所まで行ったのですが、運賃を調べているうちにとても重要なことを知りました。
名古屋駅で切符を買う場合、鹿沼までの乗車券を買ってしまうより、宇都宮まで買っておいて、宇都宮から鹿沼までは別で買ったほうがトータル90円安いのです。
こういうケースがあるということは知っていましたが、実際に経験するのは初めてでした。
90円でも安くなるならと思い、私は宇都宮駅で一旦改札を出ることにしました。
さて、写真は宇都宮駅前の風景です。
宇都宮はなんといっても餃子が有名ですが、調べてみると駅周辺だけでも20件ちかくの餃子専門店があります。
宇都宮に来て餃子を食べないで帰るわけにはいきません!
早速、駅前の店に入ってみましたが、焼き餃子だけでも10種類以上の品数があり、また調理法も水餃子、揚げ餃子、蒸し餃子にスープ餃子などがあり、その多さに圧倒されました。
焼き餃子のポピュラーなものを注文しましたが、ジューシー感が口の中で広がってとても美味でした。
安くなった乗車券90円は餃子約2個分へと変わりました。
春近し
- 2010.02.08 Monday
ですが、7日の日曜日の午後は春近しと感じる暖かさでした。
庭の梅が律儀に花をさかせています。
音なしに春こそ来たれ梅一つ 召波
(角田 記)

ブログ2題:「おれおれ詐欺」と「失われた20年」
- 2010.02.03 Wednesday
2月2日(火)のことですが、珍しく早めに帰宅しますと、20時頃に電話がかかってきたので、何気なく受話器をとりますと、なんといきなり男性の声で「あ、お父さん!」と親しげに言うではありませんか!
「お父さん」と呼ばれる筋合いはさらさらないので、即座に「お父さんて誰のことですか?」と問い返すと、あっという間に電話が切られました。一瞬何が起こったのか分かりませんでしたが、ああ、これが「おれおれ詐欺」かと気がついた次第です。うーん、まことに不愉快!
改めて、こうした新手の犯罪の跋扈を思い知らされましたが、グローバリゼーションと情報化の進展とともに進行する、社会病理の深刻化には気が滅入ります。諸個人の孤立の深まりを背景とした「だまし」の横行という世相に示されているのは、自分の欲望の実現のためには、他者の心はおろか、命までもかえりみない、最悪のメンタルモデルが支配する世界の現実の一つの側面でありましょう。
そういえば、2月2日の夕刊の経済記事では、我が国の2009年の平均月間給与が、ボーナスや残業代も含めて、一人当たり31万5164円で、前年比で3.9%の減少だと報じられていました。(厚生労働省勤労統計調査)。
これは、過去最大の減少幅で、1990年以降での最も低い金額だということです。我が国の勤労者の所得は、この20年間で、上昇するどころか、下降したというわけです。1990年という年は、東西冷戦の終結を象徴する東西ドイツ統一の年でした。これを機に、世界は一気にグローバル化へと向かい、中国・インドなど新興国の台頭、欧州統合の進展、カジノ資本主義の跋扈を伴いつつ、2008年秋に始まる金融恐慌へと帰結したわけです。
この間、我が国はこうした状況の変化に十分に対応できずに、いたずらに貧困と格差を増大させてきました。「失われた20年」と称されるゆえんです。
とはいえ、求められているのは、「新しい成長戦略」ではありません。経済成長(GDPの増大)が人々
の幸福に結びつく時代が、とっくの昔に終わっていることは、今日の日本の現実を偏見をもたずに眺めれば歴然としています。良くも悪くも、世界経済の国境を越えた一体化は避けられませんが、既に
70億人に及ぶ人類の経済生活の現状は、地球の資源と環境の限界を超えてしまいました。実も蓋もなく端的に言ってしまえば、日本や欧米といった「先進諸国」の、「物としての商品の所有・消費」という意味での「成長」はもはや不可能です。
だとすれば、これから始めるべき「構築の10年」の戦略は、「脱成長という条件下における幸福の実現」の他にはないと思われます。要約すれば「支配と差別の社会から、つながりと思いやりの社会へ」と表現できるでしょうか。このことについての人々の気づきは、速度を増しながら拡大していくでありましょう。それはとりもなおさず、「おれおれ詐欺」に象徴される社会的・精神的病理と対じする「新しい公共」(鳩山首相の所信表明演説)の立ち上がりを担うメンタルモデルの生成と拡大を意味します。
まことに、「新しい公共」の実現に向かう、私達一人一人の思いが問われます。 (角田 記)
* 画像は、時に不愉快な情報を伝えるわが家の電話器ですが、もちろん普段は楽しいメッセージ
を届けてくれます(^^; ちなみに、右端の写真は、7年半前に20才4ヶ月であの世に旅立った
愛娘(猫です・・・)のぶち子です。

それぞれの季節感
- 2010.01.25 Monday
この冬は暖冬と聞いていましたが、すでに3度の積雪に見舞われ、寒い日が続いている各務原です。
さて、写真は会社の前の土手で今日の風景です。大きな桜の木の葉はすべて落ちてしまい枝のみですが、これはこれで趣があります。
春には一面の桜の花で風景が一変します。そして新緑となり、緑濃くなり、紅葉し、やがて枯れ落ちていきます。
土手には桜の後に皐月、梅雨時には紫陽花、そして秋には可憐な芙蓉の花が咲きます。
こうして変わっていく景色や、肌に触れる風の感じなどから季節の移り変わりを感じます。
また、入学式や七夕飾り、夏祭りなどの季節の行事と相まって、その季節の風景となって強く心の中に残ります。
以前、フィリピンに1年ほど単身赴任していたことがあります。
フィリピンは一年中夏で、お正月も部屋にクーラーをかけTシャツ1枚で過ごしておりました。
四季を表す英語があっても、その違いが実感できません。
現地のワーカーに日本には四季の違いがあり、それぞれに美しい季節感があるという話をしたところ、
「フィリピンにも季節感がある!雨が多くなったから、もう雨季だなーと感じる」
と言っていました。
エスウッド図鑑
- 2010.01.25 Monday
図鑑1 キャップ
写真は接着剤(ノンゲル)を入れる容器のキャップです。
プラスチック製で回して開け閉めするのは普通のキャップと同じですが、とにかくでかい。直径が60cmほどあります。
真ん中の白いのがペットボトルのキャップで、比べてみると大きさがよく分かります。
これを見たら子供がさぞ驚くだろうと思って、車のトランクに入れて家に持って行きましたが、何の反応もなく・・・
むなしく会社に持ち帰りました。
コレクター
- 2010.01.18 Monday
もう時効でしょうから書きますが、16歳ぐらいのときのことです。
その頃、仲間内では道路標識の看板を集めるのが流行っておりました。
何がきっかけでそんなものを集め出したかは、遠い昔のことなので記憶が定かでありません。
こういった収集はどの分野のコレクターでも同じだと思いますが、希少価値のものをたくさん持っていることが、より高いレベルのコレクターとして扱われます。
ちょっとレア?
我々はより高いレベルのコレクターになるべく、競って収集に励んでおりました。
制限速度40Kや駐車禁止などのありふれた標識には目もくれず、通学中も「どこかにレアな標識はないか」と探す毎日でした。
定期的にそれぞれが収集した標識を見せ合う発表会があり、
「これはすごいぞ!!OO君!」などと自慢したり、収集時の苦労話で盛り上がったりしたのでした。
ある時、制限速度80Kの標識が発表されたことがありました。これは高速道路の中に入らない限り収集できない逸品です。
ずいぶん、うらやましく思った記憶があります。
若かりし頃の思い出でした。
誠に申し訳ございませんでした。
雪の新年
- 2010.01.11 Monday
私の住んでいる名古屋は、大晦日の夜から音もなく雪が降り出し、夜が明けると見事な銀世界でした。見ていると心が洗われて清々しくなってきます。
2010年は、干支でいうと「庚寅(かのえとら)」だそうで、その含意は「動いて改まる」だという話を聞きました。古い体制の崩壊と新しい体制の勃興が入り混じり合う、波乱の一年となることは間違いないでしょう。
エスウッドプロジェクトも、2010年は誕生から11年目を迎えますが、亀のような歩みにも、いささかの光が見えてきたように感じています。外側の状況の変化に一喜一憂することなく、「再びなる青き地球」という目標に向かって、変わることなく歩を進めていきたいと思います。 (角田 記)
*画像は、庭に咲いた「侘び助」、「椿」、雪化粧で、いずれも昨年の大晦日です。



2010年スタート
- 2010.01.07 Thursday
2010年がスタート!
個人的な話ですが、今年は区切りの年になるので、公私とも何か新しいことにチャレンジしたいと思います!
去年もいろいろチャレンジしましたが、それに満足することなく、今年もやるぞ!という気持ちです。
そして、皆さんのご協力があって、初めてできることもあり、前進できることあり、そんなことばかりなので、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。(develop)
冬の便り
- 2009.12.30 Wednesday
高校時代から続く古い友人から、素敵な暮れの贈り物が届きました。
冬に咲く、寒菊と蝋梅の花です。
名古屋市名東区に暮らすこの友人は、ご夫妻で自宅の庭で草花を育てていらして、毎年、この時期にお花を届けてくださるのです。
今年は、立冬を過ぎても気候が暖かく、いつもより遅がけの開花だとおっしゃっていました。
黄色く透き通った蝋梅の甘い香りに身をゆだねていると、しばし、憂き世を忘れてしまいそうになりますが、そうも言ってはおられません。
あの金融恐慌勃発(リーマンショック)から1年有余を経た現在も、世界の至る所で沢山の人々の生命と暮らしが脅かされ続けています。日本も又例外ではありません。
だとするなら、新しい年は、ホモサピエンスである私達が、少なくとも今よりは安心して生きていける時空間を創り出すことができるかどうか、一人一人の有り様(ありよう)を問われることになるものと思われます。
ともあれ、みなさま、この1年間おつきあいいただき、本当にありがとうございました。
どうぞ良い年をお迎えください。
寒菊や日の照る村の片ほとり 蕪村 (角田 記)



犬好きの災難
- 2009.12.25 Friday
根っからの犬好きですが、これは中ぐらいの大きさの雑種を飼っていたときのことです。
いつものように犬を連れて近所の山の中の遊歩道を散歩していると、曲がり角で出くわしたのが白い中型の犬で、どこかの家から逃げ出してきたのか首輪は付いていましたが鎖がなく、白い犬はうちの犬を見かけるや吠えながら突進してきました。
うちの犬も臨戦態勢となり、鎖を千切れんばかりに引っ張ります。
私は「鎖の先でケンカされては」と思い、鎖を引っ張り自分の傍らまで犬を手繰り寄せておいて、突進してきた白い犬に蹴るマネをしました。
犬好きの私はよその犬といえども可哀そうで蹴ったりできません。何度か蹴るマネをしたら、白い犬は恐れをなしたのか逃げて行きました。
私はすぐに道を引き返しましたが、10メートルも歩かないうちに犬の吠える声が聞こえ、振り向くとまた白い犬が突進してきます。
「今度も同じように対処して」と思い鎖を手繰り寄せたのですが、今度は距離が詰まっており犬を手繰り寄せたときには白い犬はもう目の前で、今まさに2匹の犬が咬み合う寸前の状態でした。
蹴るマネをすれば、そのまま蹴りこんでしまいそうな距離で躊躇しました。
「なんとかケンカを止めねば!」
私は必死になり、大声で「まったー!!」と言いながら、2匹の間に右足を割って入れたのです。
瞬間、ものすごい痛みがきました。
右足を見ると、白い犬がふくらはぎの真ん中あたりを、うちの犬が膝の上を、一度に2匹の犬が唸りながら咬みついているのです。
犬というものは一度咬んだら気が済むものらしく、白い犬は走り去っていき、うちの犬も何事もなかったようにおとなしくなりました。
静けさが戻った遊歩道には、脈打つ右足の痛みだけが残りました。
家に帰り、咬まれたところを見てみると、くっきりと歯形がついていました。
教訓です。
犬のケンカの仲裁などするものではありません。
今年の初雪
- 2009.12.22 Tuesday
フル稼働
- 2009.12.04 Friday
この夏より注文が途切れることなく現在に至っておりますが、特に先月は大口の物件が2件重なり生産のピークとなりました。
工場の機械はフル稼働となり、納期のことで胃の痛む思いをする反面、フル稼働の状態は実に気分の良い充実感があります。
常に機械を動かすことの一番のメリットは、安定した品質の製品を生産できることです。今回は一千枚を超える製品が色、比重、風合いなどが均一で、納得のいく生産ができました。
思えばこのように忙しくなる予兆というか、吉兆というべきものがありました。
とある自販機でコーヒー(100円)を買ったときのことです。
千円札を入れコーヒーのボタンを押しておつりレバーを回したところ、五百円玉が出ず、いきなり百円玉で出始め、それがなんと3枚出たところで止まってしまいました。
「おい!どうしたというのだ!」
と思って上を見ると、入れた千円札が戻っているではありませんか。
この件を境にして以後、注文が途切れず今に至っています。
300円とコーヒー1缶、これは自販機の不具合ではなく神様からの贈り物と思い、謹んで頂戴することにしました。
山茶花咲く
- 2009.11.25 Wednesday


5年
- 2009.11.21 Saturday
この11月でエスウッドに関わってちょうど5年になりました。
5年前のエスウッドはまだ、親和木材(株)の一事業部でしたので、私は塗装部門からエスウッド事業部へと配置変えになり、一昨年の4月にエスウッドは独立し別会社となりましたが、私は親和木材の社員のままでしたので、(協)エスウッドへ出向ということになり、今年4月に親和木材を退職し、(協)エスウッドの正社員になり、というわけでこの5年間に立場が3回変わりました。
5年前、エスウッドは理事長と私の2人で再スタートをしました。
生産ラインの機械操作や仕組みの理解などのハード面から、原木1本から何枚のボードが生産できるか、1枚のボードに必要な接着剤量などのソフト面のデータなど、諸般の事情で引き継ぎを受けられなかったため、一通り把握するのに時間がかかりました。
しかし、時間がかかった分しっかりと頭の中に入り、今に生きています。
生産のみならず、原木、消耗品類の仕入れから、出荷業務、営業、事務などの多様な仕事の対応をすることになり、慌ただしく5年の歳月が過ぎて行きました。
親和木材の塗装部門にいた頃から、エスウッド事業が苦戦していることは聞いておりましたが、内実は相当に深刻な状況でした。
自分の仕事は生産ラインを動かすのみではなく、利益が出る体質に変えることと認識し、微力ながらコストダウン、価格競争力のある新製品、オンリーワン商品の開発などに努めてまいりました。
5年たった今も道半ばではありますが、今一歩のところまでたどり着いたかと思います。
この5年間、実に多くの人から支えていただきました。人との繋がりがいかに大切かということを心底分かった気がしています。
関係された皆様に深謝いたします。
石蕗(つわぶき)咲く
- 2009.10.29 Thursday
輝いていました。 (角田 記)

機械故障で思うこと
- 2009.10.10 Saturday
昨日は実験室のプレス機が動かなくなり、どたばたしてました。
ちょうど、実験をやりたいところに故障。以前から、少しその兆候があったのですが、そのまま使い続けてしまったのが、良くないところ。
早めの対応が大事なことをどたばたしながら実感してました。。
プレス機の業者さんと電話で話しながら、電気的な問題なのか、機械的な問題なのか・・・、電話越しでの話しとなると、なかなか前に進まず・・・、さらに電気系統の話となると全くの素人なので、僕からの説明も曖昧、さらに相手の言ってることも把握できない、とあって昨日の時点で動かせるようになったのは、奇跡です!!
とにかく、どたばたでした。。
今思うと、やはり業者さんのプロの説明、指示がよかったと、感謝感謝です。
なかなか電気回路図を見る機会もなかったので、見方も結局わからないままですが、いい経験になりました。少しは勉強しないといけないな・・・と。(develop-o)
マウスパッドの包装
- 2009.10.09 Friday
岐阜県のある行政機関様より、マウスパッドのまとまったご注文をいただきました。
特注の焼印でロゴ入れしたあと、和紙で包装し、外のしを掛けて下さいというご要望です。
ボード業界では梱包はしても、包装することはまずありません。注文された方も「包装は大丈夫ですか」とお尋ねでした。
10代の頃、百貨店のアルバイトなどで包装のイロハを覚えましたが、その経験が生きました。何でも経験しておくものです。
マウスパッドは四隅が丸いため少しコツが要ります。それに透けた包装紙ですので、本来なら隠れてしまう折り目などが見えてしまいます。
できるだけきれいな折り目になるよう包装しましたが、長いブランクがあった割にはうまくできました。
若い時に覚えたことはいつまでも忘れないようです。
棚づくり ポイントは平滑性
- 2009.10.07 Wednesday
昨日は、棚作りをしました。
用途は、型に樹脂を流し込んだあとに乾燥し、放置しておくための棚です。
ポイントは、
流し込んだ樹脂が偏らないよう、かなり精度のいい平滑性が保たれること。
+棚が移動可能なこと。(移動しても平滑にできること)
+ちょっとした衝撃でずれないこと。
+ケースバイケースで棚が追加できること。
持ち合わせの材料で済ませるため、実験室の余ってる木で作ることにしました。↓↓下の写真は、3段の棚の写真です。場合によって、この上に重ねていくことができます!脚にはアジャスターを付けました。
要所要所に工夫がこらしてあります!^^
ちなみに製作者は僕ではなく、実験室で一緒に働くYさんです。Yさんは器用なので何でも作ってくれます。(develop-o)
2009年9月9日の月
- 2009.09.10 Thursday

工場の屋根
- 2009.09.08 Tuesday
写真はエスウッド生産ラインの屋根です。銀色の煙突のようなものが2本ありますが、これは最近の掃除機でお馴染みのサイクロンです。エアーで勢いよく運ばれてきたチップを、風を逃がしてチップだけ下にあるタンクに落とすという装置です。
サイクロン内でチップが詰まることがあり、年に何回かは屋根に上ります。このサイクロンの上に登ることもあり、初めて上ったときは非常に怖ろしく腰が引けた状態でしたが、慣れると結構楽しいものです。
日常とは違う景色がとても新鮮で、見晴らしは良いし、なによりも高いところへ登ると自分がえらくなったような気がします。
屋根に上るときは上の写真の窓から屋根伝いに歩いていくのですが、ある寒い日にサイクロンの修理を終え窓に戻ったところ、開けておいたはずの窓が閉められ、なんと鍵がかけられていました。
下を見るとパートさんの姿が見えたので、大声で助けを求めたのですが、まわりの機械音にかき消されて届かず、携帯に電話をかけても気づいてもらえず、屋根の上で途方に暮れたことがありました。
以後、屋根に上る際は必ず連絡してから上るようにしています。
夏休みの宿題
- 2009.09.01 Tuesday
小学生4年生と3年生の息子がおりますが、上の子が2年生のとき、夏休みの宿題の工作に「紙ねんどで恐竜をつくる」と言うので、紙ねんどの扱い方や色のつけ方などを教えました。
少し手伝ってやるつもりで紙ねんどをこねているうちに、「物造り大好き人間」のスイッチが入り、小学2年生の宿題であることも忘れて、ねんど工作に熱中してしまいました。
やりだしたら、たとえ下手であっても自分が持っている知識と技術を全部注ぎ込まないと納得できない性分です。小学2年生が作ったように見せかけるという器用なことはできません。
完成したのが、写真のトリケラトプスです!
子供がテラノサウルス(赤い方)、妻がサイカニアを作り、計3体を2学期の始業式に持って行きました。
妻が作ったサイカニアは、先生から「背中のトゲが良く工夫されていますね」とほめられていました。
各務原市須衛町7丁目の夕焼け
- 2009.08.12 Wednesday
先週末の夕方のことだが、仕事を終えて愛車ブルーバードに向かうと、思いがけず正面に鮮やかな夕焼け空が広がっていた。接近中の台風に伴って断続的に降る長雨の途中の短かい晴れ間のことだ。あわてて携帯電話を取り出してカメラのシャッターを切った。
この夕焼けには鮮明な思い出がある。もう20数年も以前のことだが、その頃私は前の勤務先で経営者の一員だった。とはいえ、会社という組織になじめず、木材というマテリアルにも興味が持てないでいた。毎日を鬱々として過ごしていた私のせめてもの救いは、事務所を抜け出して工場の周辺を一人で歩きまわることだった。恥ずかしいことだが、私は自分に囚われるばかりで、他のことは何一つ見えず、聞こえず、考えないでいたのである。けれども、ある日突然に、燦然と輝く夕焼けが見えた。
私の小さな悩みなどとは全く無関係に、夕焼けは厳然としてそこにあった。これほど美しかった光景との出会いは、他には思い出すことができないほどだ。
あれから二昔を超える時間が流れた。時代は変わり、気がつくと身辺の様子も随分と変わってしまった。喜びや悲しみを共にしてきた家族や友人も少なからず鬼籍に入ってしまっている。
とはいえ、私が各務原市須衛町7丁目という場所で、黄金色に輝く夕焼けと対面している事実には
何の変わりもないのである。 (角田 記)


徒歩旅行2
- 2009.08.11 Tuesday
長さ1Kmのトンネルは車で通れば1分足らずですが、歩くと10分以上トンネルの中にいます。トンネル内の排気ガスの臭いを10分以上嗅がねばならず苦痛でした。それと大型トラックが通るときに騒音がすごかったのを覚えています。
最終目的地の松江市までは、おおむね東に向いて歩きますので、西日が後ろから当たることになります。3日目だったか短パンにして歩いたのですが、足もとの暑さに耐えかね途中から靴下を足首まで下ろしました。その結果、私の足は足首から下が白く、途中で靴下をおろしたところは少し日焼けし、最初から日に当たっていたところは黒く色分けされ、3色だんごのようになってしまいました。
歩いて旅行していると、軽トラックを運転していたおじさんが車を止めて「乗っていきな」と声をかけてくれたり、(何度もありました)中学生ぐらいの子がすれ違うときにあいさつしていったり、休憩した駄菓子屋のおばあさんと話し込んだりと、心温まる出来事がたくさんありました。
最終日は出雲から松江の36Kmで、中間点の18Kmあたりから宍道湖が見え始めます。少しペースを落としたこともあって、松江の町が見えたときには暗くなっていました。松江の街明かりが宍道湖に映って美しい光景でした。
280Km完歩しました。地球儀を見ても自分の歩いた距離が確認できます。
さて、最近はつくづく歩かなくなったと感じています。ほんの500mほどの距離でも車を使います。
ブログを書いているうちに、また歩きたくなってきました。今度、東京へ出張するときは歩いて行ってみるか・・・
徒歩旅行1
- 2009.08.11 Tuesday
その昔、夏休みを利用して中国地方の日本海側、山口県萩市から島根県松江市まで280Kmの距離を歩いて旅行したことがあります。
歩くことが目的の旅行のため、秋芳洞や萩市の名所、旧跡などにもまったく寄らず、真夏の炎天下の道をゴール目指して歩き続けました。
1日平均40Kmを歩くわけですが、40Kmは新幹線ならば15分とかからずに着く距離です。ところが自分の足で歩くと、時速5Kmで計算しても8時間、食事や休憩時間を入れると10時間はかかり、朝8時に出発しても目的地に着くのは夕方6時になります。
ナップサックひとつ担いで、萩市から最初の目的地須佐町を目指して出発しました。
歩いてみるとよく分かるのですが、車や電車で通ったのでは分からない、山の形、田んぼのあぜ道、路地や民家などの風景が強く、強く記憶されます。
出発から1時間ほどして、駄菓子屋さんの前で最初の休憩をしていると、頭にヘルメットをかぶり、大きなリュックを背負った大学生と思われる二人組みが通り過ぎていきました。この二人組みとはそれ以後、追い越したり、追い越されたりしたのですが、声をかけてみると彼らも歩いて旅行しているとのことで、何と同じ日に同じ場所から出発していたのでした。違っていたのは目的地で、彼らは「青森まで歩いていきます!」と言っていました。
4時ごろだったか、最後に彼らを見たのは、山陰本線の無人駅に座り込んで電車を待っている姿でした。ギブアップするのが早すぎです。手を振ったら、力なく振り返していました。
道は山越えになりました。山を越えれば須佐の町に着きますが、1時間以上登っても下りにはならず、地図には簡単にグニャグニャと道が記されてますがとんでもない山道で、ようやく下りになっても中々町が見えず、次のカーブを超えれば町が見えるかと期待すると、また山が現れるということを繰り返して、最初の目的地の須佐にたどり着いたのでした。
結局、山を越えるのに3時間ほど歩きましたが、途中に一軒の民家も無く、店も自販機も無いので水分補給が出来ず、全行程中の一番の難所でした。
太平洋戦争「重い言葉」
- 2009.07.31 Friday
昭和19年3月、ビルマ(ミャンマー)より2000m級の山々が連なるアラカン山系を超え、インド アッサム州の州都インパールを攻略するという「インパール作戦」が行われました。
計画当初より制空権や補給の問題などが懸念されていましたが、戦局の悪化に伴い、作戦が成功すれば局面の打開になるという判断で決定がされました。
投入された将兵8万6千人に対して、帰還できた将兵はわずか1万人あまりと、大きな犠牲を出して作戦は失敗します。
犠牲となった方は、戦死した人より戦病者のほうが多かったといわれています。弾薬ばかりでなく食料や医薬品の補給が無いため、マラリアなどの病気になっても薬が無く、負傷しても消毒液も包帯も無く、そして食料が無く、病死や餓死された方のほうが多かったということです。
作戦中止が決定され撤退命令が出ますが、撤退途中で力尽きて亡くなった方も数知れず、撤退路は白骨街道と呼ばれました。
以前、近所の町医者の先生と戦争の話をする機会があり、この先生がインパール作戦に軍医として従軍されていたことを知りました。
私は、その時、その場所はどういう状況だったのかと、いろいろ質問したのですが、「あまり思い出させないでくれ」ということで、多くは語ってもらえませんでした。
この先生は患者に対して「親からもらった大事な身体」と、口癖のように言っておられ、それまでは「古臭いがんこ爺さん」というイメージを持っていたのですが、インパール作戦に従軍の話を聞いてからは、強烈な体験が言わせているのだと感じ、重く受け止めるようになりました。
「完成ドリームハウスSP」2
- 2009.07.25 Saturday
理事長より、放映された「完成ドリームハウス」の録画したメディアを入手するようにと指示がありました。
早速、テレビ東京に問い合わせしましたが、
「著作権の問題があり、個別に販売できない」
「再放送の予定は無い」
「DVDの販売もしていない」 とのことで、
「そこをなんとかー」と、お願いしましたが、
「製作担当者に再放送の要望があったことは伝えておきますネ」 と体よくあしらわれ、
「入手するには、録画した人を見つけてダビングするしか方法はありませんか」
「まーそういうことになりますネ」
「では、御社に録画した人はいませんか」
「・・・・・」
ということで、テレビ東京からの入手はあきらめ、録画した知り合いがいないか探しましたが、誰もいない・・・
結局、建築工事を担当された会社に連絡。納品の窓口だった方が録画されており、お願いしたところ、快くダビングを引き受けてくださいました。
近日中には届く予定です。ありがとうございます。助かりました。
「完成ドリームハウスSP」 1
- 2009.07.23 Thursday
7月20日放送のテレビ番組「完成ドリームハウスSP」でイグサボードが紹介されました。
テレビで紹介されるとはまったく知らず、裏番組の「初めてのお使い」を見ておりました。小学生の子供を持つ親としては、泣けてくる番組です。たまたまチャンネルを変えたので少し見ておりましたが、肝心のイグサボードのところは見逃してしまいました。
この物件は昨年の段階で最初の問い合わせがあり、その後の打ち合わせで比重0.3 ウレタン塗装仕上げという仕様に決まり、指定のサイズにカットして今年の1月に出荷しました。施主が外国の方ということで記憶に残っていました。
さて、放送翌日の21日にはメールと電話の問い合わせが15件ほどあり、サンプル出荷で忙しく、まるで展示会の後のような感じになりました。
こうしてブログを書いているうちに、また問い合わせのメールが来ています。
テレビの力の大きさに改めて驚いています。
地球温暖化・国産材の問題とエスウッド
- 2009.07.20 Monday
「ゆずりは」さん、榎戸理事長さん、岡本事務局長さん、事後報告ですみませんが、よろしくお願いします。そんなわけで、今回は画像がありませんが、悪しからず。 (角田 記)
間伐材の新しい用途開発をめざして、桧ストランドボードの製造・販売への取り組みをはじめてから10年になります。この間に、時代は大きく変わってきました。地球温暖化問題に対する人々の心配が著しく増大するにつれて、最も重要な持続可能資源であるとともに、CO2の吸収・固定化に大きな役割を果たしている森林資源への関心も高まっており、それを通じて、国産材を活用することの意義も、広く認識されるようになってきました。
とはいえ、現実の方は、大きく立ち後れています。先頃、木材自給率が25%に達したと報じられました
又、日本政府は、この6月に、2020年までの温室効果ガス排出削減の中期目標を「2005年比15%減」とすることを発表しましたが、これを、京都議定書の基準年である1990年比に直すと僅か8%の削減でしかありません。30年間で8%の削減目標! これで、2050年までの「先進国」の目標
言葉(認識)=建前、と実践=現実、とのこうした驚くべきギャップが意味するものは何か?
あくまでも私見ですが、
?、日本国・日本社会全体が傾向として、人類(自然の一部としての)のあるべき姿に対して鈍感で、正面から向き合うことを回避していること、
?、同様に傾向として、想像力に欠け、現状の維持・追認に終始し、「低炭素社会」を遙かに超えて「成長なき社会」へとパラダイム転換するという必然性に無自覚で、かつそのためのエネルギーも持ち合わせていないこと、
が思い浮かびます。
しかしながら、このギャップは乗り越え不可能ではありません。多様なフィールドにおける様々な「変革」への力の総和がある量的な閾値に達したとき、社会のベクトルは劇的な質的転換を遂げるでしょう。
間伐材を活用すべく、魅力的で価値あるエコマテリアルの創造をめざした私達のエスウッドプロジェクトは、当初、無垢の木材を重視する立場からは、「間伐材をわざわざチップにして、又ボードにする技術に意味があるのか?」と評価され、他方、合板・パーチクルボード・MDFなど既成木質材料の立場からは、「そんな高い木質ボードを誰が買ってくれるのか?」と評価されることがしばしばでした。
10年を経た今、その評価は微妙に変わってきているように感じられます。というのも、「エスウッドって、木材らしい色・香り・暖かさがあって、サイズの自由度が高く、寸法も安定している珍しい面状の木質材料だよね。」とプラスの面を評価していただける機会が多くなってきたからです。
そして、こうした変化の増大が、エスウッドプロジェクトを、「先行投資」という段階から、「持続可能事業」という新段階へと飛躍させてくれるか否か、その回答が得られるのは、それほど先のことではないものと思われます。
むずかしい商品
- 2009.07.17 Friday
7月22日に全国的に日食が観察できます。
名古屋では9時49分に欠け始め、最大に欠けるのが11時8分です。食分0.79ですから、どの程度暗くなるか楽しみです。
小学生のころに部分日食があり、先生の指導で濃い色の下敷きを通して観察した記憶があります。しかし、今ではこの方法は目を傷める危険があるとされ、専用の「日食グラス」で見るようにと言われています。(日食グラスで見る場合でも、チラッチラッと見る程度にした方が無難です)
近くのホームセンターでは、「日食グラス」が500円ほどで山積みにされて売られていました。通販でも販売されており、まことに商魂たくましいかぎりです。
今回の日食に合わせて商品を企画し、試作し、仕様を決め、資材の調達から生産、売価の設定などなど、この商品が店頭に並ぶまでに費やされたエネルギーはいかほどであったろうかと思いながら眺めていました。
この商品は翌日になったら、12月25日のクリスマスケーキ以上に売れないでしょうし、天気しだいでは使えなくなる可能性があります。当然、消費者も当日の天気を確認してから買おうと考えます。こう考えると、生産量を決めるのには相当難しい判断が必要だったと思います。
天気によって売り上げが左右され、7月22日限定の使用・・・とても難しい商品だと感じました。
ちなみに3年後の2012年には名古屋で金冠日食が見られますので、仮に大量に在庫になってもまた店頭へ並べれるのであれば、多少のリスクは減りますが。
上海のお店の内装
- 2009.06.30 Tuesday
おととい、上海で夕食を食べに行ったお店の内装がおもしろかったので写真を撮ってきました!↓
ほぼ満席で繁盛していたのですが、お客さんが帰った合間をみて、写真を撮りました!
ここは決して、日本料理屋さんではなく、安徽省の料理を専門にするお店です。安徽料理というのもとても珍しいです。
最近では、こういった内装のお店も増えてきているようで、どことなく日本のような、けれど中国の田舎の雰囲気も残っているような印象を受けました。
壁は格子状にデザインされ、日本の障子のような感じです。天井や腰壁は竹で作られており、うちのいぐさボードも十分フィットするように思えました。
中国のひとが、こういった落ち着いた雰囲気のデザインを好むようになると、いぐさボードの中国展開もますますいいかなと思います^^
お店の場所は、繁華街で有名な南京東路の北側、四川中路のあたりだったと思います。(うるおぼえです・・・)店員さんの声がすごく大きいので、店の前を通れば、すぐわかります。店のなかではうるさいくらいですが・・・><上海に行かれたときはぜひ。
(develop)
かなり古い北朝鮮情報
- 2009.06.26 Friday
最近何かとメディアで取り上げられる朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)ですが、木材業界に入る前にアパレル関係に勤めていたことがあり、そこが北朝鮮との取引をしていました。
こちらから生地やボタンなどの資材を送り、彼の地で縫製して送り返してもらうというやりとりで、ずいぶん輸出資料を作った記憶があります。
そんな当時(14,5年前)の現地情報を思い出すままに書きますと、
担当責任者
北朝鮮側の責任者は、日本語が非常に堪能で、「より良いものを作って、取引量を増やしたい」と 意欲的で、好感の持てる人物でした。
工場従業員
平壌にある工場には、200人ぐらいの女性従業員がおり、仕事ぶりは真面目で丁寧でした。縫製レベルは日本と変わりません。品質管理も行き届いており、白いブラウスを土足で歩く床の上に直接置いたりするようなことはありませんでした。
女性従業員はおおむね小柄で、韓国の女性より一回り小さく感じました。化粧化はまったくありません。綺麗なひとはずいぶんいたのですが。
「従業員の制服を作り、全員に支給しよう」と決めたとき、その話を聞いた彼女たちの反応は「服が増えた!」と大変な喜び様で、工場内が騒然となりました。そんなに喜ばれるとは思っていなかったので驚きでした。
電力事情
工場内は電気をつけても薄暗く、日本から持っていったソーラー電卓が使えませんでした。
入国
平壌へは北京経由で入国しますが、空港では運転手付きでベンツが用意されています。ちなみにこの運転手は見張り役も兼ねています。
車には格付けがされており、自分より格上の車が来たら道を譲らなければいけません。
日本との連絡など
電話は盗聴されております。冗談にも「テポドンの機密情報を入手した」などといえば、日本に帰れなくなります。国交が無いため、大使館などの保護をしてくれるところがありません。
FAXは直接やりとりできません。名前は忘れましたが、まず情報局のようなところへ送りそこで検閲を受け、問題がなければ情報局から送られるというシステムでした。
仕事上で渡す指図書は、たとえメモ程度の大きさであってもすべて持ち帰らなければいけません。現地に置いていくことはできませんでした。
食糧事情
食糧事情が良くないことは、従業員の体格からも感じ取れましたが、ホテル内のレストランにはなんでもありました。
運転手を誘って2人でレストランのカレーを食べたときの会話です。
私 「肉は食べてますか」
運 「毎日、食べてます」
カレーの肉を持ち上げて
私 「これなんだか、知ってますか」
運 「はて、なんでしょう」
従業員から「今度来るときには砂糖を持ってきて欲しい」とねだられたことがありました。
以上、思い出すままのかなり古い北朝鮮情報でした。
山の空気は新鮮です
- 2009.06.26 Friday
ここ最近、仕事で山のほうへ行くことがたまにあり、山のなかに入ってなんかしよう!ってわけではないのですが、山に囲まれたところに行くと、とても気持ちいいです^^
もちろん車の窓は全開です!
各務原から車で30分か40分。岐阜県美濃の板取川。最近は、鮎のとも釣りで平日にもかかわらず、にぎわっています。
各務原にも山はありますが、板取川のあたりまで行くとまた別世界です。水が透明で、とても静かなところ。ぜひ一度行ってみてはどうですか?
実は、今月新宿で「グリーンリバーアート」という木に親しむイベントがあったときに、ちらちらお客さんに聞いてました。
「最近、お子さんと山とか行かれましたか?」
結果。聞いたかた全員が、「行ってないねー」。全員です。
とても寂しい気持ちでした。東京にも、少し車で走ればいいところはたくさんあるはず。
岐阜に来てください!とは言いませんが、
たまには近くの山に行ってみてはどうでしょう^^ (develop)
荒波のなかの宝船
- 2009.06.24 Wednesday
今日、岐阜県ふれあい会館に行って来ました。
ふれあい会館はとても立派な建物です。↓
今日訪れたのは、、、
今回の補正予算でおりた「ものづくり中小企業製品開発補助金」の募集締め切りが今日で、なんとなく混みあうだろうとは予想してましたが、あれほどとは・・・
この不況の中、多くの中小企業のみなさんが大きな期待をもって、申請にきており、
まさに、この不況の荒波のなかの宝船のようなありがたい補助金です!もちろんエスウッドもその船に乗りたいところです!
うれしいことに、今回の予算はとてもとても巨額なので、今回1回分の募集で、終了ではなく、第2回、3回と順次募集をかけてくれるそうです。(わかりませんがそう聞いています。。)
ただ、今日は本当に待ちました。11時過ぎに着き、受け付けを済ませ、申請書のチェックができたのは、3時半・・・。午後もたくさんのかたが来てましたが、どうなったのか。。
もし、今回間あわず、次回以降申請するかたは本当に早めに提出すること、おすすめです!
何事も、早めに早めに余裕をもつことが大事だと、改めて深く深く思いました。。(develop)
6月:宝ヶ池再訪
- 2009.06.24 Wednesday
それでも、雀たちは路で戯れ、亀が杭の上で甲羅を干し、野草が懸命に花を咲かせていました。生き物たちとともにあることのありがたさで、心がなごみ、体がほぐされます。
運がよければ、また近いうちにこの場所を訪ねることができるでしょう。その時、宝ヶ池がどんな表情をみせてくれるのか、とても楽しみです。 (角田 記)




もうすぐ区切りの1000枚目
- 2009.06.05 Friday
今週水曜、森林総研の高麗さんが久しぶりにみえ、一緒に1日半みっちり実験を実施しました。
今回は、昨年度で終了した農水省の新技術開発事業の最後の追加試験です。おかげさまで3月の時点で明確に結果がだせていなかった部分をしっかり最後までやり遂げることができそうです!
特に今回は、40枚近いボードを製造し、充実感たっぷりです^^気づけばボードの山でした。
そして今回の実験中、初めて気づいたことが、平成18年度に購入したエスウッド自慢のプレス機。
毎日動かすわけではないですが、とてもよく働いてくれてます^^そう、タイトルのとおり、もうすぐ記念すべき1000枚目到達!
気づけば、かなり錆びや汚れが・・・
1000枚を記念して、一度、掃除と簡単に整備をしてあげようと思います!
これからもよろしく!! (develop)
工場のお手伝い
- 2009.06.01 Monday
久しぶりに生産ラインのサンダー工程を手伝いました。
桧ストランドボードは表面を研磨し、出荷しているので、サンダー工程は最後の仕上げの工程になります。サンダーの機械にとおして、でてきたボードをひたすら重ねていくという、いたって簡単な作業です。
ただ最後の仕上げの部分なので、十分に注意しながら作業はこくこくと・・・進みます。
今回は、桧ストランドボードといぐさボードの研磨仕上げでした。いぐさを研磨するのは実は初めてで、いぐさボードは、桧と比べても、とてもやわらかいボードなので、
折れないように・・・、
いぐさが剥がれないように・・・、
気を使いました。
いぐさを研磨していると、削られたボードが出てくるたびに、いぐさの自然の香りが漂ってきます。仕事をしながらも、この香りに癒されてました^^
サンダーの機械の周りだけ、和室のにおいです。
いぐさはやっぱりいいですね。
手芸店
- 2009.05.09 Saturday
写真のいぐさマットを製品化するにあたって、一番大変な思いをしたのが縁の和風柄生地の仕入れでした。
とりあえず近くの手芸店へどんな生地があるのか見に行ったのですが、駐車場には軽自動車がずらりと並び、店から出てくるのも、入っていくのも全て女性です。
そんな手芸店は男の私にとって非常に入りづらく、しばらく車の中でお客がいなくなるのを待っていました。
いくら待ってもなかなかお客が途切れないため、やむなく息を大きく吸い込んで止めたまま、一気に店に突撃しました。
初めて見た手芸店の中は、生地をはじめ、レース類、ビーズ、クッション地、手提げ袋のキットなどいろいろなものがあり、手芸をする人にとってはたいへん面白い場所なのだろうと思いました。
私は無言で店内にいることに耐え切れず、年配の店員さんに生地を探していることを伝え、会社で、仕事で、生地が必要なのだと、さらにいぐさマットを展示会に出品するはなしから商品コンセプトまで、聞かれてもいないのに説明し続けました。
生地を買い、車に戻ったときにはもうグッタリでした。
さて、その後何度か手芸店に通ううちに慣れてきて、最近ではあまり抵抗感は感じなくなりました。
今では、会員カードも持っています。
春の紅葉
- 2009.05.06 Wednesday
この楓は、秋ではなく春に紅く色づきます。
ずーっと長い間、私はそのことに気がつかないでいました。
生来観察力に欠けるということもありますが、赤緑色盲のせいで、赤と緑の識別が困難なんです。
折角紅葉しているのに、周囲の緑に紛れ込んでしまって気がつかないという次第。
そんな訳で、赤い花を咲かせる椿は大の苦手で、花がぼたりと地面に落ちてはじめて咲いていたことを知ることになります。
この春、家族から色づき始めた楓について教えてもらった時には、驚きました。それとともに、はじめて知るその美しさに心が震えました。こんな身近な所に、私がこれまで知ることのなかった美しさが
ひっそりと存在していたとは・・・。
そういえば、プラトンが人間の目に見える世界を「洞窟の世界」に喩えて、真実の世界に到ることの難しさについて語っていたことが思い出されます。「見れども見えず」、「聞けども聞けず」、「知れども知らず」にあるのは、何も「春の紅葉」に限った話ではありますまい。
されば、「思いこみ」という洞窟の囚われ人にならないように、心したいと思います。 (角田 記)



つつじ咲く
- 2009.04.25 Saturday


名残の桜
- 2009.04.12 Sunday
5日前には満開だった桜の花は随分散ってしまいましたが、それでも残された花たちは名残惜しげに陽光を浴びて輝いていました。足下に目を移すと、今度はたんぽぽの花が二つ、三つ。ほっと心がほぐされる時間でした。 (角田 記)



田宮製畳さん
- 2009.03.14 Saturday
田宮製畳さんの新たな営業拠点となる岐阜支店さんの内装用として、エスウッド製品のご注文をいただきました。
桧ストランドボードとイグサボード、樹皮ボードの3種類、計68点の部材を先日納品しました。
これらの部材の組み合わせで、どういう内装になるか仕上がりが楽しみです。
内装が仕上がりましたら写真を撮らせていただき、また報告したいと思います。
さて、写真は追加でご依頼いただいた丸テーブル(天板部分 製作途中)です。
「お店でお客さんに座っていただき、気軽にお茶などを飲める丸テーブル」というご希望です。
スペースの関係もあり、脚は取り外しができるようにしたいと思っています。
また、短い脚をつけて座卓として、長い脚をつけて普通のテーブルとして、というように二通りに使えないかと考えています。
あまり大きな声では言えませんが、私は「ちょっとオシャレなおやじのちゃぶ台」という勝手なコンセプトで製作しています。
エコ検定合格です^^!
- 2009.03.02 Monday
もう去年の12月になりますが、エコ検定を受けてきました。
今の職場に来てから、エコという言葉が好きになり、興味をもつようになり、
そして、、
おおげさですが、受験してみました。
そして、、、
みごと合格^^!
エコ検定に合格したひとはエコピープル(eco-people)になるそうです。(言葉だけです)
以前よりも、確実にエコに詳しくなったような気がします。
いつか、きっと役にたつ日がくると勝手に思い込んで、今は、合格を深く深くかみしめ。。
エコ検定いいですよ。勉強しててもさほど苦でもなく。楽でもないですが。
仕事でも私生活でも、エコピープルを目指そうと思います!
このブログを読まれたかたも、ぜひ一度チャレンジしてみてはどうですか?以外に試験は簡単ですよ。
(develop オサダ)
原木市場
- 2009.03.02 Monday
写真は桧ストランドボードの原材料、岐阜県産のひのきの原木で、皮を剥いた状態のものです。
長さが3m、太さが12,13cmの小径木で、曲がっていたりして柱として使えないものです。
この原木を以前は、市場でセリによる買い付けをしていました。どなたでも一度はテレビで魚などのセリの様子を見たことがあるかと思いますが、それと同じ雰囲気です。
木材をセリ人と買い手で取り囲み、小気味良い速さで買い手と価格が決まっていきます。
初めて買い付けしたときは、段取りがのみこめず、思うように買えませんでした。何度か通ううちに参加する人たちの顔を覚え、誰がどういう木材をいくらぐらいで買っていくかということが分かってきました。また、市場の人からも顔を覚えていただき、次回の出材量などの情報を教えてもらうようになってからは、ずいぶんと買いやすくなりました。
木材にさんざん文句をつけ、(それなら買わなければよいのにと思うのですが)結局買っていく製材業の社長さんなど、いろいろな方と知り合うことができたり、セリ人や競合相手との駆け引きなども経験でき、とても貴重な体験の場でした。
梅咲く
- 2009.02.11 Wednesday
イグサマット(大)
- 2009.02.10 Tuesday
イグサマット(大)の注文をいただきました。
イグサマット(大)は、たたみベッドのたたみ部分や、マットレスの代わりなどとして、お使いいただくケースがほとんどです。今回も同様で、ベッドのサイズに合わせて作ることになりました。
ホームページの製品規格は880mm角になっていますが、実際のところはオーダー同様で、厚み、大きさ、比重、縁の柄など細かくご注文に対応しています。
前回の注文から少し間があき、久しぶりの生産でしたが、今回生産してみて自分の中にいろいろなノウハウが蓄積されていることを感じました。
比重を0.1上げると、見た目やクッション性がどの程度変わるか。
塗装することにより、耐久性がどの程度向上するか。
縁材を作るときの手順や付け方の工夫、コツ。
各パーツの寸法をいくつにすれば、製品寸法が指定通りにできるかなど。
今後も、さらなるノウハウの蓄積と、小回りのきく対応でがんばっていきたいと思います。
新年初ブログです。
- 2009.02.02 Monday
2009年ももう1ヶ月が過ぎ、ようやく開発部から新年初ブログです。
新年が明けて、書こう書こうと思いつつ、あっという間に1ヶ月が過ぎてしまいました。
書かなかった理由も特にないのですが、ちょうど今日から中国も旧正月明けの仕事はじめで、上海の知り合いや友達もそうなのかなぁと思いつつ、書いてます。
というわけで、ここ数回は、1月のおさらいをしていこうと思います。
1月で一番のニュースは、なんと言っても、エスウッド準不燃版が大臣認定をとれる!...ところまで、ようやくようやくこぎつけたことですね。あとは、何事もなければ、大臣が押したと思われる認定証が3月末に届くのを待つばかりです。
これまでの桧ストランドボードの感じとほとんど変わらない準不燃ボードなので、一度拝見されたいかたがいましたら、ぜひまずはサンプル依頼のご連絡お願いします!そして、少しでもいろんなところで使ってもらえたらと思います。
2009初ブログなので、まずは良いニュースから今年もスタートです!
今年はいいことがたくさん書ける年になるよう日々精進、一日一善で頑張ります!(develop オサダ)
45年ぶりの宝ヶ池
- 2009.01.19 Monday
2008年12月21日冬至:百万人のキャンドルナイト
- 2008.12.22 Monday
平和・暮らし・環境などの様々な思いを胸に、「プラグを抜くことで新たな世界の窓を開こう」というこの運動を知らなかった訳ではありませんし、いつも気にかかっていたのです。けれどもこの小さな行動が、すっと自分の腑に落ちて実現に至るのに、長い時間が必要でした。
それは、鎧のように自分の感性を締め付けてきた固定観念が熔けるための時間だったのでしょう。柔軟ななフットワークとスローな時間の実現を妨げてきた原因が何であったのか、今しばらく考えてみたいと思っています。
ともあれ、私は、11月末に千葉県かずさアークで開催された天女講座で見つけたオーストラリア産の蜜蝋ろうそくを用意し、一人では寂しいので、可愛がっている猫たちを仲間に加え(ミニチュアです・・・)、ワインを片手に素敵なキャンドルナイトをすごしたのでした。 (角田 記)
*パワー溢れる5人の天女が一堂に会した「天女講座」のレポートは又別の機会に。

忙中閑あり、自分に戻る時と場所
- 2008.10.31 Friday
10月30日、東京都足立区に立地する「帝国器材(株)」をお訪ねし、高橋専務さん、岩本購買課長さん、企画部の福井チーフさんとお話しすることができました。帝国器材さんとは、以前にNPO国産材主宰のイベントで何度かご一緒したことがありますがその時はニアミス状態でしたので、お互いの事業についての意見交換は今回が初めてです。お忙しい中、貴重な情報をお聞かせいただき、ありがたいことでした。
東京にはしばしば行きますが、足立区は始めてで、日暮里から自動運転の舎人ライナーに乗り「扇大橋」で降りました。そこから約10分歩いて吉野石膏さんの大きな工場を通り越すと、そこが帝国器材さんの本社工場でした。
予定より1時間も早く到着したので、よく掃除の行き届いた隣の小さな公園で休んでいてふと目を上げると、大きな木の枝や葉っぱの向こうに、雲一つない透き通るような青空がどこまでも遠く広がっていました。慌ただしい日常生活を送っていると、こんな見事な風景ですら目に入って来ないことが多いように思います。
公園の名前は「五色堤公園」、東京下町に残る地域共同体の暖かい空気が感じられる、心地のいい空間でした。神様がくれた美しい贈り物なのでしょうね。 (角田 記)
偶然1
- 2008.10.29 Wednesday
平成16年に桧ストランドボード準不燃タイプの認定を受けましたが、その後2年ほどして、初めて準不燃の注文を受けたときのことです。
準不燃は通常の桧ストランドボードと同じラインで生産するため、接着剤のセッティング変更をはじめ、各機械のデーターの変更をしなければなりません。一部ですが配線を外す作業もあります。
さらに、チップを入れるサイロや乾燥炉の中に入り、チップが混ざらないよう徹底的に掃除を行います。これらの段取り変えに丸一日を要します。
また、通常ラインに戻すためにも1日かかりますので、段取り変えのために計2日分が必要になります。
さて、初めての注文は東北大学の学生食堂の壁材用でした。ホームページで紹介されています。受注分の生産が終わり、通常ラインに切り替えようとしたところへ、2件目の注文が入りました。それが東京ガスの科学館でした。こちらも紹介されています。
東京ガスの科学館では、生産中に追加の依頼があり、そこへ3件目の注文が入りました。
一度の段取り変えで3件の注文に対応でき、非常に効率のいい生産でした。
今まで注文のなかった商品に3件の注文が続いたことは、偶然とはいえ不思議な気がしたのを覚えています。
こつこつが大事(2話)
- 2008.10.23 Thursday
いぐさボードの放吸湿試験も今日でおわりです。
数えてみれば、2週間で測定回数30回ごえ。あっという間だったようなそうでないような・・・ただ作業工程はどうであれ、ほぼ予想したとおりの結果が、しっかりでてくれたことが何よりうれしいです。
今回の試験では、実際、いぐさがどれくらい湿気を吸収するんだろう?どれくらい吸湿によって膨らむんだろう?ということを知るのが目的です。
そういった面では、今回の実試験は、とてもしっかりした結果がでて、今後に役立つものになりそうです。
最近は、いろいろ実験をしていても、検討違いだったり、予想外の結果がでることが多くて、それはそれで新しい発見で、いいのですが、
たまには、想定とおりの結果で、たまには、想定外の結果で、たまには、180度真逆のまったく考えもしないような結果なんてこともあるほうが、こんな言い方おかしいですが、バランスがよくていいと思います。
今回はその中でも、予想とおりのしっかりしたデータがとれました(ほっ・・・)一安心です。
また落ち着きしだい、近いうちにエスウッドのHPにも結果を載せていこうと思います。
(develop オサダ)
こつこつが大事(1話)
- 2008.10.14 Tuesday
先週からはじめたいぐさの放吸湿試験のデータ回数も今日で16回目になりました。
最初のころは、試験体のデータをとるのに手間取っていたものの、なんとくなく、慣れてきた感があります。たぶんですが、5分くらいでデータを取り終えるくらいになったと思います。
とは、言っても、試験体の重量と厚みを測定して、状態を確認するだけなので、そんなもんかもしれません。慣れてしまえば。ただ、これを決まった時間に毎日つづけることが一番大事で、日曜、祝日かまわず、測定時間はやってきます。昨日、おとといは、うーってかんじでした。
試験自体は明日以降もまだまだ続きますが、やっぱり、何をやるにしても毎日続けることは大事だと思いました。データでびっしりつまったノートをみて、達成感とともにつくづくそう感じています。(develop オサダ)
中国は国慶節
- 2008.10.02 Thursday
実は昨日、中国の国慶節でした。
今日はほんとうに雑談ですが・・・
国慶節で思いだすのは、ちょうど1年前、南京に旅行したことと、バスに乗るのに怪我したことですね。
南京というと、少し前までは、日本人にとっては危ないところ的なイメージがあって、行く気もなかったのですが、しばらく中国で暮らしていると、良くも悪くもそんなことはどうでもよくなっていました。
バスで怪我をしたのも、大型連休中は、ひとが多いので、乗るのにも競争、接近戦で、それもあり得るなと思うようになりました。そう思うとかなり中国になじんでいたなと自分で自画自賛です。
中国の話のつづきですが、ちょうど今うちでも中国事業に向けた製品の開発中です。日本だけでなく、中国でも爆発的に売れることを信じて日々、楽しく実験中です。
また、その開発が進んだときには、ばしっとブログの載せたいと思います。(develop-オサダ)
メラミン登場
- 2008.09.26 Friday
最近、中国での食品偽装がニュースで取り上げられることが多く、とてもとても残念です。去年まで、上海で住んでいたこともあり、心配であり、自分の体も心配であり・・・。
特に気になるのが、牛乳に入った"メラミン"。一般のかたからみると、これでメラミンは悪いものって印象を持ってしまったのでは。
話はかわり、
そんなとき偶然にも、この時期、当組合でこれまで使ってきた接着剤に加え、メラミンという接着剤を使おうという方向に進んでいます。(まだ試作研究中です。)
メラミンはボード製造においては、優秀な接着剤なようで、多くのボードメーカーが使っているみたいです。私も素人なので、ちょっと調べてみました。
メラミンで検索すると・・・さっそく、
よく目にするウィキペディアのサイトがでてきました。それによると、強度や耐候性、耐熱性など優れていて・・・(略)、いろいろ書いてありました(詳しくはサイト見てください。)。
とりあえず、牛乳と一緒に飲むのは確実に良くないですが、今の私たちにとっては、試してみる価値のあるものになりそうです。
なので、今は、試作→試験→検証、試作→試験→検証の繰り返しです。(develop オサダ)