研究課題

エスウッドストランドボードをはじめ、無垢材や突板等、木材を使用した空間でのリラックスや集中の程度、あるいは視線の動き等の研究事例は少ないのが現状です。木材製品の導入をご検討いただける事業主や設計事務所の皆様に、どのように木材製品を勧めていくことが適切か、弊社もメーカーとして、自社製品を客観的に評価して、ご検討頂ける状態をつくることが重要と考えました。

また、木質化の検証をするにあたり、多くの木質化パターンを検証することは、工事費用や時間的コストを考えますと現実的ではありません。そこで、弊社では、昨年度より、木質空間の検証の効率化を図るため、複数の木質化パターンを同時に検証できるVR(仮想空間)技術を活用した取り組みを行ってきました。

令和3年度は、エスウッドストランドボードの納入実績も多い学校施設に着目し、普通教室やアクティブスペース、メディアホール等の空間において、脳波によるリラックスや集中の程度、あるいは視線の動きなどを検証しました。これらの検証の取り組みの結果、ストランドボードの特徴が客観的に明らかとなり、学校の室内空間におけて、ストランドボードがどのような役割を担っていくのか、取りまとめることに成功しました。

このサイトでは、その実験結果の一部を抜粋したご説明をご紹介します。より詳細なご説明については下記までお問い合わせください。