実験結果・考察
考察
普通教室においては、壁面にストランドボード・杉無垢材を使用した両者とも脳波のリラックス度が高い傾向にありますが、杉無垢材の方がより継続性があります。一方で、ストランドボードを使用した空間は、視線を壁面に集めることは無く、時間経過とともに集中度が増す傾向にあるため、教室正面に意識を集中させることができることがわかりました。
メディアホールにおいては、床にカーペット(緑)・フローリングを使用した両者ともリラックスが高い傾向がありました。両者を比較すると、カーペット(緑)を使用した空間の方が、フローリングよりもリラックスが持続する傾向を示し、視線も上下に拡がっており、空間を広く捉えている傾向がわかりました。
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