国産材OSBの開発・製造・販売
当社設立当時より、およそ20年以上にわたり、間伐材・小径木を使用した国産材ストランドボードの開発、製造、販売を行っています。エスウッドだからこそできるストランドボードの製作技術を通じて、脱炭素社会の実現およびSDGsの目標達成を目指しています。誰一人取り残さない、誰もが暮らしやすい未来づくりを目指しています。
エスウッドの技術は、工業製品ではなく、植物由来の素材の良さを活かしたハンドメイド型の製作が基本です。大量生産・大量消費の時代から、ひとつひとつを丁寧な仕事で手掛ける適量生産・適量消費への時代のモデルとなります。
国産材への新たな価値創造
エスウッドは、さまざまな国産材の価値の創造に貢献します。特に、小径材等、パルプや燃料用とされている材料を、ストランドボードという形にし、意匠性、機能性、地域性に富んだ内装仕上げ材、家具・什器の仕上げ材に仕上げていきます。
意匠性の開発(意匠バリエーション)
ヒノキ、スギを中心に、広葉樹を活用した試作開発および生産体制の確立を推し進めています。木の種類により、さまざまな表情をもった素材に生まれ変わります。
サンプル
![ヒノキ](../wp-content/uploads/2022/03/01hinoki.jpg)
![スギ](../wp-content/uploads/2022/03/02sugi.jpg)
![ホオノキ(特注・数量限定)](../wp-content/uploads/2022/03/03hoonoki.jpg)
![スギの華](../wp-content/uploads/2022/03/04suginohana.jpg)
![ホオノキの華(試作段階)](../wp-content/uploads/2022/03/05hoonokinohana.jpg)
![クルミの華(試作段階)](../wp-content/uploads/2022/03/06kuruminohana.jpg)
機能性の開発(不燃化技術)
中大規模の建築の内装では、建築基準法上、防火の内装制限がかかるケースが多く、不燃や準不燃等の木質内装仕上げ材が必要となります。
エスウッドでは、ストランドボードとしては、国内唯一の不燃材料の認定取得、特許取得をはじめ、新たなチップ調仕上げの新たな不燃材料の開発にも取り組んでいます。さまざまな木チップ調の不燃仕上げ材開発のご相談に応じますので、お気軽にお声掛けください。
![小径材の活用](../wp-content/uploads/2022/04/kannbatsuzai.jpg)
![燃焼試験の様子](../wp-content/uploads/2022/03/nensyoshiken.jpg)
![有害性ガスの安全性](../wp-content/uploads/2022/03/kaihatu03.jpg)
地産地消への貢献
エスウッドで扱う材料は、岐阜県産材をはじめ、東京都多摩産材、埼玉県産材、千葉県産材、大阪府産材、熊本県産材、高知県産材等、さまざまな地域の小径材をストランドボードにするお手伝いを通じて、地域の間伐材、小径木の価値・魅力の向上を目指しています。過去には、教育施設や官公庁施設などの中大規模施設での数多くの実績があります。
エスウッドは、ストランドボードの技術で、地産地消と小径材への価値創造を同時に実現することを目指しています。
未利用植物資源のボード開発
いぐさ、竹、ヨシ、稲わら、もみがら、茶殻、コーヒー豆かす等、廃棄していた資源をプロダクトとして活かすため、これまで様々なボード開発で支援しています。
![イグサ(生産休止中・在庫限り)](../wp-content/uploads/2022/03/07igusa.jpg)
![ヨシ(試作段階)](../wp-content/uploads/2022/03/08yoshi.jpg)
![ヨシ(試作段階)](../wp-content/uploads/2022/03/11yoshi2.jpg)
![茶がら(特注)](../wp-content/uploads/2022/03/09tyagara.jpg)
![もみがら(特注)](../wp-content/uploads/2022/03/10momigara.jpg)
![広葉樹チップ(試作段階)](..//wp-content/uploads/2022/03/12kouyoujyu.jpg)
木育支援
岐阜に拠点をおかせていただき、20年以上が経過し、地域への貢献と次世代を担う子供たちに何か伝えられることはないか、という想いで、木育支援を始めさせていただきました。エスウッドだからこその木と触れ合いや喜び、感動をお届けする取り組みを継続的に実施していきます。
令和3年度は、地域の親子を対象にオリジナルのボードづくり体験と岐阜の木や間伐の話をさせていただきました。ヒノキ、スギ等の針葉樹、サクラやクルミ等の広葉樹、子どもたち思い思いに、木のチップに触れてもらい、気に入った木の種類のチップでボードを作ってくれました。
![チップづくり写真](../wp-content/uploads/2022/03/cip01.jpg)
![チップづくり写真](../wp-content/uploads/2022/03/cip02.jpg)
VRを活用した木材と空間の研究
エスウッドの新たな取り組みとして、VRによる木材を活用した空間の印象を研究し、木材をどう活かしていくべきか、広く支援できる体制を整備していきます。建物の内装にもいろいろなデザインコンセプトがあるかと思いますが、施設の事業主様やエンドユーザーにとって、木材やストランドボードをどう使うとその目的に近づけることができるか、木のよりよい使い方支援を実践していきます。
![VRを活用した空間デザイン支援](../wp-content/uploads/2022/03/vr01.jpg)
![ヒートマップ](../wp-content/uploads/2022/03/heatmap1.png)
![ヒートマップ](../wp-content/uploads/2022/03/heatmap2.png)