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6年ぶりの歌舞伎見物

5月16日(日)、若い友人から誘いの声を掛けてもらい、御園座で上演中の5月花形歌舞伎の夜の部を楽しんできました。

以前は、ちょうど取り壊し中の東京歌舞伎座や京都南座、それに地元名古屋の御園座に芝居見物にでかけることも多かったのですが、最近はとんとご無沙汰でした。数えてみると、ほぼ6年ぶりということになります。

岐阜の地で、林業・製材業を営んでいる、歌舞伎好きの好青年と知り合えたおかげで、前から2列目のかぶりつきで、迫力満点の歌舞伎を味わうという久々の眼福を得ることができたのです(^^;
お芝居と踊りの出来も素晴らしく、最高の夜でした。

夜の部の演目は、上方歌舞伎の名作の「夏祭り浪花の鑑」(主演は松嶋屋・片岡愛之助でなかなかの「にらみ」でした)と、古典芸能ではお馴染みの「土蜘蛛伝説」を題材に、人気急上昇中の若手実力派、澤潟屋(おもだかや)の市川亀治郎が自ら創り出したという舞踊劇「蜘蛛の糸・梓の弦(あずさのゆみはり)」です。この演目では、次から次に繰り出される亀治郎の早変わりに、度肝を抜かれました!

ともあれ、5月5日に始まった今回の上演は、28日が千秋楽だとのこと、芸能好きの人にはとてもオススメです! もっとも、まだ切符が手配できるかどうかまでは保証できません・・・。 (角田 記)

* 今回の上演の魅力の一端でもお伝えしたいと思い、プログラムから撮影した画像を紹介します。
  上から、旬の花=牡丹を描いた表紙(小山硬画伯)、「夏祭り浪花の鑑」の紹介ページ、「蜘蛛の糸・梓の弦」の紹介ページ、そして主役2人の紹介ページ(左が片岡愛之助、右が市川亀治郎)です。