中国出張1
8月5日から8日にかけて、上海から新幹線で約3時間半、安徽省の省都 合肥市 まで行ってきました。
目的は合肥市にある中国政府所有のボード生産ラインの視察をすることでした。
ある上海の企業がボード生産事業を始めるにあたり、合肥市の工場設備で希望する品質、風合いのボードの生産が可能であるかどうかの判断をして欲しいとの依頼があったためです。
その工場は「稲わら」でボードを生産するために作られた設備ですが、半年ほど稼働して以後は止まったままとのことでした。
上海の企業は「使える施設」であれば直ぐにもその工場を借り受け、ボード事業を立ち上げたいとの意向でした。
日本の工場が忙しく留守にできないことや、個人的には腰を痛めて散々な体調なこともあり、また、なんといってもこんな責任の重い仕事はご免こうむりたいと考えておりました。
上海の企業に出張にかかる経費のすべてを負担してもらうわけですが、その出費に見合うだけの仕事ができるか不安がありました。
場合によってはお役に立てないこともあり得ることを承諾していただいた上での海外出張となりました。
2へ続く