燃焼試験 結果は良好です。
こんにちは、研究開発室です。^^
今日は、燃焼試験の紹介をしたいと思います。
僕が入社して以来、ちょこちょこと数多くの試験体を燃やしてきました。
その数は、推定、◯百体!?
そこには、丸菱油化工業さんという難燃剤メーカーの心強いパートナーがいて、いつもご協力いただいています。ありがたい。。。
桧ストランドボードに難燃剤を加えて、燃えにくい素材にするわけですが、
目的は、
①建物の火災時に、ほのおが燃え広がらないようにするというのがひとつ。
②そして、燃えたときに、有害なガスが発生しないというのがひとつ。
いずれも”人の命にかかわること”
繰り返し、試験をしなければいけないという思いで取り組んでいますね!
弊社の準不燃材料は、単層タイプと複合タイプ(基材に無機のケイカル板)の2種類。
大臣認定は取得済み^^
主に複合タイプがでることが多いのですが、
(単層タイプはかなりの特注の特注で、ほとんど扱っていないのですが^^)
桧ストランドボード単体の単層タイプが、今回、岐阜の物件で使われる!?かもしれないということで、早速確認のための試験を行ったところです^^
燃やすと・・・
まっくろ・・・
炭化してますねぇ。。。
ただ木材は鉄やアルミと違って、急激な強度低下・溶解・劣化がないので、計算しやすい安全な材ですね。
結果の基準は、
燃やしたときの「発熱量」(基準値は8MJ未満)で判断するんですが、
今回はすべて、6.0~7.0MJ/m2 で「合格」でした!
有害なガスもなし!
貫通もありません!
ちなみに、写真は2体しか撮っていませんが、試験は10体以上やってますね。
いい感じですね!v^,^v
岐阜初の大きな物件で使ってもらえることをお祈りして。
何かありましたらご相談ください。(develop)