ALK舗装、羽島追加工事の画像報告
先週、ALK(歩く)舗装の羽島市運動公園追加工事の現場を訪問しました。
ALK舗装というのは、平成22年~23年の2年間、岐阜県の補助で開発された新しい木チップ舗装の名称ですが、その特長は、水性アスファルトを結合剤に用いた非加熱無溶剤タイプという点にあり、用途に応じて、枝葉から樹幹までの多様な木チップをマテリアル利用できる優れものです。
今回は、平成23年に実施した羽島市運動公園での舗装から3年振りの追加工事です。
施工は西濃建設さんで、私の訪問時には西濃建設の臼井さんとオリジナルアイデアを提供していただいた河村さんが立ち会っておられました。(開発メンバーは他に遠藤造林さんと岐阜高専吉村研究室。)
3年前の現場は一部砂を被っていましたが、全く劣化はなく、安心しました(^^;
次の画像は路床と敷き並べたチップです。
これが転圧用のローラーです。
そして転圧後の現場。
とても綺麗で、表面も安定していました(^^;
こうして、税金を使わせていただき、共同で開発した新しい技術が維持され成長していく現場に立ち会えるのは嬉しいことです!
ともあれ尽力していただいている、西濃建設さん河村さんをはじめとするALK舗装の仲間たちに、心から感謝した一日でした。
(角田 記)