エスウッド研究室の日々~1~
こんにちは、研究開発室です^^
研究室の日々の活動をブログにアップしていますが、
そこには、
実験の話あり、
セミナーや勉強会の話あり、
普段の思いあり、
その他もろもろあり^^
そこで、今日から
“エスウッド研究室の日々”と題して、
特に桧ストランドボードにかかわる実験の様子をアップしていこうかなと思います!
難しいことはやっていませんので、
こんなことをやってるのね、みたいな感じで伝わればいいのかなと。≧v≦
早速ですが。本日の実験テーマは。
水や湿気が多い環境下で、木本来の持つ吸放湿性や吸水性を殺さず、いかにストランドボードの表面の凹凸を抑制できるか。
これは難しい!!すんなりいかないと思いながらも、実験スタート。。。
まず、一般的なお話しを。
チップや木繊維などを使った木質系ボードというと、水に弱いというイメージがあります。水がかかったり、多湿下にずっとおいておくと、表面がでこぼこしてくる。
例えば、チップが湿気を吸って、膨張して、表面がでこぼこになる。それとか、湿気を吸うことで接着力が低下する、そんなことが原因かなと考えています。
もちろん、室内で内装で使う分には、直接風雨にさらされたり、外気の影響を受けにくいので、それほど、際立った問題にはならないんで、
桧ストランドボードも、学校であったり、病院であったり、いろんな公共建築で使われていても、木質内装材なんで大きな問題にはなってませんね。
解決策として、
よくある話は、使っている糊を強力でがちがちに固めるタイプを使えば、それか、たっぷり樹脂を混ぜて固めたりすることで、だいぶ抑制できるということ。
ただ、それでは実験としてはつまらない!
というわけで僕は別の方法でやることにしました。
提案方法で処理したボードと、無処理のボード。
表面に水分を含ませながら、随時、含水率と目視確認をしていきます。
ここから、ひたすらデータどり。≧≦
ストランドボードの含水率はとても低く5~8%。
電気式水分計で測定していきます!ひたすら・・・
便利な水分計で、計測先の針をボードにさすと、さした付近の含水率がすぐさまわかります!^^
この日は天候が悪かったので、空気中の湿気を吸って少し含水率が高めの部分もありましたねぇ。
今日明日、もしかしたらあさってと、この作業が続きます・・・。
何か新しい発見があるといいなと思いつつ。
今日も実験続けます。。。(develop)