東京都立産業技術研究センター 支援紹介に掲載されています。
皆さん、こんにちは、研究開発室です。
今日は東京都の公設試、東京都立産業技術研究センターさんにご支援いただいている開発案件について、中間報告したいと思います。
ウエブはこちら→ https://www.iri-tokyo.jp/
僕らエスウッドとの繋がりは、かれこれ10年くらい前からのお付き合いになりますね。
パンク防止やホルムアルデヒド吸着などのボードのプレス技術開発もやりましたし、試作したボードの特性を検証する際には、消臭性や抗菌性、かび抵抗性の評価など、たくさんのご支援をいただいています。
何より、専門のかたばかりなので、アドバイスも的確ですし、わからないことだらけの僕らにとって、とても心強いですね!!
昨年の取り組みになりますが、
竹チップを活用した消臭性試験や抗菌性試験、かび抵抗性試験を実施してもらいました。
岐阜県美濃加茂市さん、可茂森林組合さんの方々と共同で取り組んでいる開発案件で、地方創生プロジェクトとして、地元の里山整備で伐採される竹を主な原料として開発に取り組んでいます!
竹もしっかり管理されていないと、成長がとても速いため、
森林がいつの間にか、竹林に。。。そんな話も耳にしますね。
竹の良さは、繊維がかたいことや成長が速いこと。循環資源にするにはもってこいだと思っています。
そんな竹も昔に比べると、、、んっ、どこで使われているのかな・・・
深く考えないと思い浮かばないくらい、用途が限られていますね。んー、もったいない。
そこで、エスウッドが提案したいのが、
ボード化による新しい用途開発。
竹チップでボードをつくり、
消臭性や抗菌性の特性を検証して、
何に使えるか、どんな使い方ができるか・・・、模索中です。
東京都立産業技術研究センターさんの10月の開発事例紹介で、竹チップボードの消臭性が紹介されています!
アンモニアや酢酸、イソ吉草酸の臭気で、いずれも高い効果が得られました。
ご興味があるかた、詳しい情報が知りたいかたがぜひご連絡を!
(電話:058-379-3023、メール:osada@s-wood.jp 担当:長田)
竹の再生に向けた用途開発は今も着々と進行中です。
随時、中間方向をしていきますね。もうしばらく、製品化にはお待ちを!(develop)