竹ストランドボードの試作開発
皆さん、こんにちは。
研究開発室です^^
今日は竹ストランドボードの開発話です^^
昨年度から開発している”竹のチップボード”。。。
いろいろ試行錯誤しながら、ストランドボードらしくなってきました。
なかなか竹の繊維はかたい!
筒状なので扱いづらい!
何に使えるの!?
・・・
何かといろいろと聞きますが、とにかく未利用材の開発ときけば、やるっきゃない!って感じで地元の企業さんや行政のかたがたとボードづくりを一緒にやらせてもらっています!!
その今年度の成果がこんなかたいで仕上がってきましたo^o^o
どうしても竹の製品というと、ちょっとしたささくれなどで手にひっかかったりするところですが、
きれいに研磨することで滑らかな面ででてきました!
間伐材を使った桧ストランドボードに比べると、
少しチップが粗めのしあがりで、ところどころに表情にアクセントをつけています。
もちろんは竹の香りを残しつつ…。ここは譲らず笑
試しに、実験室の掲示ボードとして使おうかなと。簡易的にはってみました。
マグネットがきくようにボードを工夫してみました!
マグネットのつき具合もいい感じで、メモとかをはるにはもってこいですね!これ!
つづいて、
面取り加工とかもきれいにいくかなあと・・・ためしに。
桧ストランドボードよりもチップが粗いのですが、なかなかきれいな仕上がりにv^o^v
おしゃれなタイルみたいな感じかなと。↓
いろいろ用途は拡がる感じがしますね。
まだ製法の一部で課題は残されていますが、これからが楽しみです^^
あっ、ちなみにですが。
竹は使う用途に困っている反面、木よりも育つの速く、一番の循環資源です。
耕作放棄地にまいたり、用途はいくつかあるようですが、建材として使えるようなったらいいなと。
そして、何より、地元の里山整備などで伐採された竹をこうしたかたちにするこで、
地元のかたが見たり、触れたりする箇所で、使える用途もひろがるのかなと感じています。
アイデアだしはこれからですが、
今後への期待とそして楽しみながら・・・。地元で何かしらの役割を担える仕事をしていければと思っています!
明日からはまた新しい年度。
気持ちもきりかえて、頑張るぞー!(develop)