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「自由の庭園」同志社中学校キャンパス

宝ヶ池を訪ねた同じ1月14日の午後、京都市上京区烏丸通り今出川上ルに位置する同志社中学校を訪問しました。この学校は、新島襄氏が明治8年(1875年)に開校した同志社大学と同じ敷地内にあります。その旗印は「A Court of Liberty」=「自由の庭園」、誠に「日本最初の自由独立人」と称される設立者の新島襄氏にふさわしい旗印ですねー。

お会いしたのは、目下中学校の校舎移転を計画中の、川瀬校長さん、竹山教頭さん、鎌田事務長さんのお3方で、もちろんエスウッド桧ストランドボードの内装材としての使用可能性についてのご相談がテーマでした。とはいえ、皆さん、情熱溢れる教育者にして、大の建築好き、校長先生に到っては、趣味が木工クラフトということで、仕事そっちのけで話がはずんだのでした(^^;

お話しの後、竹山先生に、同志社構内にある重要文化財指定の6棟の建物を案内していただきました。一番古い彰栄館は明治16年(1883年)の建造ですから、今から126年前ということになりますが、現在でもちゃんと使われています。6棟とも、同志社名物の赤煉瓦に覆われたとても素敵な建物でした。 (角田 記)

写真は、重文の彰栄館正面(右端は竹山先生)、同じくチャペル正面、そしてシンプルで美しいチャペルのステンドグラスです。