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いぐさを燃えないように ‐2‐

前回に引き続き、今回は難燃処理をしたいぐさボードにライターで火をつけてみました。

前回、普通のいぐさボード(難燃処理をしていないものです。)で試したところ、予想を超える結果がでました!いぐさは以外に燃えないかも!?

というわけで、今回は準備万端。しっかり難燃剤を浸み込ませたボードで試験です!

結果は・・・

着火前↓

30秒後↓ 火はあがらず、すぐに炭化。

60秒後↓ 炭化箇所もほとんど広がらず・・・ 

90秒後↓ 30秒以降、大きな変化はなしです。

未処理のいぐさボードと比較しても、炭化面積が少なく、難燃剤の効果がでてました。

ひとまず、試験成功です!^^

ただ未処理の場合が、あまりに結果が良かったので、難燃剤による違いがわかりづらくもあり・・・。

この原因をさぐると、、、

前回の未処理の試験体は、製造後4日がたっており、難燃処理した今回の試験体は製造後1日。

これは何の違いか??

いぐさには実は優れた吸湿効果があります。湿度が高いときには置いておくと、湿気を吸い、見た目にわからないですが、膨らみます。おそらく、未処理の試験体は、4日放置したことで、湿気を多く吸い、燃えづらかったのでは。という見解にしておきます。

予想外の結果がでると新しい発見あり、いろいろ考えるので、おもしろいですね。(develop オサダ)