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Tokyo-igusaが農商工連携事業認定をゲット!

いささか遅がけの報告になってしましまいましたが、3週間ほど前の9月18日、名古屋駅前のキャッスルプラザホテルにて、Tokyo-igusaプロジェクト以下3事業に対する東海地区での21年度第2回目の農商工連携事業認定証の授与式が行われました。Tokyo-igusaチーム待望の本事業が、いよいよ22年4月に正式スタートし、25年3月を目標に、5000万円を超えるイグサ関連製品の新市場の創造に挑戦するプロジェクトへの公的支援を得られることが決まったのです。

本当はもっと早くブログにてお伝えしなければいけなかったのですが、当事者の私が授与式翌日から風邪でダウン(インフルエンザでなかったのが不幸中の幸いでした・・・)、おまけに4年ぶりに持病の喘息を併発してしまいアップが送れてしまった次第。いよいよ無理のきかない年齢に差しかかったことを実感したことでした。

それはともかく、今回の認定証は中心企業であるコーディネーター役の田宮製畳さん(岐阜県安八郡神戸町)、イグサ農家の酒井泰四郎さん(熊本県八代市)、商品企画・販売担当のダイヒットカンパニーさん(東京都台東区)、それにメーカーとして(協)エスウッド(岐阜県各務原市)の四者に授与されたわけですが、なかなかの難産でした。というのも対象地域が広域にわたっていて関係事業者の数も多く、加えて、事業としては、当面の課題として「未利用短イグサを活用した石鹸の製造・販売」を掲げているものの、その射程は遙か遠く八代地域を始めとする我が国イグサ産業の力強い再興を戦略目標に据えた事業として構想されていたからです。私は、認定のハードルの高さは、事業の重要な戦略的意義を反映していたものと理解しています。

それだけに、中心企業である田宮製畳さんの奮闘と、サポートしてくださった岐阜県商工会連合会地域活性化支援事務局さん及び中小企業基盤整備機構中部支部さんの献身的なご努力には心からの感謝の意を表したいと思います。本当にありがとうございました。
とはいえ、Tokyo-igusaプロジェクトはまだスタート台に立ったにすぎません。私達は、この農商工連携事業の認定という大きな激励を糧に、新たなる挑戦の旅に出立します。皆様の暖かいご支援をいただければ嬉しいです。(Tokyo-igusaホームページ:www.tokyo-igusa.com)

*関連記事は9月6日のブログをご覧ください。
*画像は、エスウッドウエブを製作していただいている(株)デックの石黒さんに提供していただきま
 した。
  上から、認定式会場で展示されたイグサ石鹸とイグサマット、同イグサ石鹸と包装中敷き用の
  イグサボード、認定証授与画像(右から田宮社長、角田、谷口ダイヒットカンパニー社長、同社
  大田社員=酒井泰四郎氏代理)、記念撮影、談笑する宮川中部経済産業局長、談笑する
  竹森東海農政局長。