中国出張3
8月6日午前
上海虹橋駅から朝7時41分発の新幹線に乗りましたが、駅舎に入るのに赤外線の手荷物検査があります。
セキュリティーも空港並みなら、駅舎も空港と見間違えるぐらいの広さです。
中国新幹線は日本の東北新幹線と同じ車両です。最高時速250Kmですが、あまり速くは感じませんでした。
上海からの沿線はいたるところで建設工事です。ビルの屋上に大きなクレーンが乗っている光景を数えきれないぐらい見ました。
ところが、南京を越え揚子江を渡りしばらくすると、いきなり田園風景になりました。今度は見渡すかぎりの水田で、いつまで走ってもその光景が変わりません。
レンガ作りの家が点在し、田んぼのあぜ道に牛がいたりと、古い中国のイメージそのままの景色でした。
新幹線の車内販売でそら豆を甘辛くしたものが売られており、これがくせになるおいしさでした。
昼前に合肥駅に到着、途中切符が調べられるわけでもなく、駅から出る時も改札がなく、そのまま素通りの状態でした。
切符が手元に残ったので添付します。
駅前で迎えの車に乗り、工場の所有者である中国側のお役人3人と合流して、合肥市内のホテルのレストランで食事となりました。
昼食ではビールを勧められるままに、中国式の乾杯を求められるままに飲みましたが、どのぐらい飲んだか記憶にありません。
なまこがそのままの形で出てきました。一瞬何が出てきたのか判断ができませんでした。ふかひれにかけてあるスープ(あん)と同じものがかけられており、おいしいとは思いませんでしたが、全部食べました。
アルコールが入っていなければ、たぶん手をつけなかったと思います。
かけてあるスープ(あん)の中にご飯を入れるのが中国式だというので、言われたとおりにやってみましたが、これまたおいしくはありませんでした。
お米は細くてパサついていました。
お役人が言うには「中国では稲わらを始めとする大量の植物系廃棄物が問題となっており、廃棄されている植物資源を利用してボード化する取り組みは中国側として大歓迎である」とのことでした。
植物資源のボード化について何点か質問を受けました。
食事が終わり、続いて工場の視察です。