中国出張4
8月6日午後
やっとメインの工場視察です。
原料の投入のところから順を追ってみて行きました。説明してくれたのはそこの元工場長でした。
原料の投入に始まり、粉砕、乾燥、接着剤の塗布、フォーミング、プレスと続く工程は、エスウッドと同じです。
工場の生産能力が事前の説明では、8時間稼働で50立米とのことでした。
プレス時間などを質問しながら、このラインの本当の生産能力を推計していました。その結果、8時間稼働で17立米が限界であろうと思われました。
また、上海の企業が望む品質のボードをこの生産ラインで作るには、大掛かりな改造が必要と判断しました。
2時間ほどかけて集塵機からボイラーなどのすべての設備を見ました。
写真は乾燥炉です。
非常に余裕のあるレイアウトでうらやましいかぎりです。
夕食はローカルのレストランに入りました。ローカルレストランのほうが口に合うようで、どの料理もおいしかったです。
勧められてアルコール度数52度の紹興酒を飲みました。他にもあるからと言われて、勧められるままに何種類かいただきました。どれも特徴的な味があり、アルコール度数が高い割には飲みやすく非常においしかったです。
いつの間にか酒が強いということになってしまいました。
その日は合肥市内のホテルへチェックインしました。
室内で中国語のテレビを見ていてもさっぱり分からず退屈なので、ホテル内にあるマッサージに行ってみました。受付で英語が通じたのでなんとかなりました。英語が通じなければ漢字を並べて、それでも通じなければ最後は絵文字でと思っていました。
1時間ほどの足マッサージで68元でした。日本円で900円弱ですので安いイメージですが、現地の物価を考えるとずいぶん高額です。
100元を出し、お釣り32元をマッサージしてくれた人にチップとして渡すと、ものすごい笑顔が返ってきました。