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廃棄物資源循環学会 研究発表

皆さん、こんにちは。
研究開発室です!

先月27日~29日に、和歌山大学にて、廃棄物資源循環学会が催されました。
ウエブはこちら→ http://jsmcwm.or.jp/taikai2016/

廃棄物と言っても、いろいろありますよね。

食品はもちろん、プラスチックや木材、コンクリート、材料系のものは当てはまると思います。

それをいかに循環資源として扱うか。そこが大事かなと思います。
弊社も間伐材という資源をカスケード利用したり、使われていないいぐさや竹、もみがら、葦等の試作開発を実施しています^^

今年は、大阪市立大学の木内先生を一緒に研究を行ってきた、茶がらの活用についての報告をさせていただきました。

茶がらは飲料メーカーさんによると、日々とても多く排出されるとのこと。
もちろん、家畜用に使ったりすることもできますが、改めてプロダクトとしての可能性を見出すことをものづくりに携わっている自分たちとしては目指したいところです。

お茶に含まれているカテキンやポリフェノール、クロロフィル等の有用成分がボードにしたときに、どう変化し、効果として発現するのか、そこが研究テーマでもあります。

ここまでの研究で、茶がら配合ボードの抗菌性や消臭性は確認され、今後、どんな用途で使えるか、そこが大きなテーマとなりそうです。ご関心があるかたはぜひお声かけてください^^

同じセッションでは、木質系素材の有効活用や食品関係の有効活用の研究発表も多く、とても勉強になりましたね。
青森ヒバの研究やショウガの研究、抗菌性の研究など、興味深いものばかりで^^頭のすみに残しておきます^^(develop)